美容室で高明度・高彩度のヘアカラーのリスク

ヘアカラーは経験と薬剤知識が大切です

ヘアカラーはその時の髪の状態やヘアカラーなどのよって、
希望の明るさや彩度などに染まらないことがあります。

原因はダメージ以外にも年令やさまざまな毛髪状態がかさなって、
希望の色に染まらない場合があります。

染料が毛先に残ることが原因で暗くなる原因

目次

1.ハイトーン後のヘアカラーはハイリスク

2.大人のヘアーカラーの注意点

3.まとめ


ハイトーン後のヘアカラーはハイリスク


いまのハイトーンは染料が濃いので注意

この数年は明るいヘアカラーを希望するおしゃれに敏感な人が増えています。セルフでもホームでも明るく染めた後に、さらに明るく色味を変えるハイトーンカラーを使用する場合は注意が必要です。

いま流行のハイトーンカラーは高明度・高彩度が基本ですが、
染料が多く入っているタイプは毛髪の色が暗くなります。

7-8レベルくらいであれば染料が濃いヘアカラー剤でもいいですが、
11トーン以上の場合濃いタイプの場合は暗くなることがあります。

だから、選ぶ色がとっても大切になってきます。
場合によっては脱染め剤を使用してアンダーカラーの調整を行います。

アンダーティントで毛髪の染料を分解して色を明るくします。
このタイプの薬剤は脱色効果はないので、ブリーチ剤に比べダメージを迎えます。

色もイエローや薄いブラウンの色を染めた後に、
アッシュ系を染めた場合とくに、13トーン前後では暗くなります。

こういった場合は同系色の色味で明るくします。
イエローの場合はブルーアッシュにブラウンの場合はナチュラルを使用します。

その他には補色を使い色味をカラーコントロールを使用し、
色の明るさをコントロールすることです。

いずれにしてもヘアカラーの理論や経験がないと、
対応がしきれないハイトーンカラーには注意が必要です。

 


大人のヘアーカラーの注意点


白髪染めが暗すぎた場合

セルフでもホームでも色が暗すぎた大人ヘアカラーには、
ハイトーンカラーと同様にアンダーカラーの調整を行います。

ティントコンロールで脱染め剤を使い染料を落とし、
白髪染めを落としてから希望のトーンの薬剤を塗布します。

暗くなったアンダーカラーの調整を行えば、
希望の明るさと色味を入れることが可能です。

ただし、色が暗くなることでダメージの要因になることがあるので、
アミノ酸系のシャンプーを使って傷みを和らげましょう。

大人のヘアーカラーの注意点画像