水分コントロールとするパーマ&デジタルパーマ

水分コントロールとするパーマ&デジタルパーマ施術画像
水分コントロールとするパーマ&デジタルパーマ画像

パーマのかかりをコントロールする
サロンでパーマを施術をしているとパーマのゆるい・しっかりの質感を調整することが大切です。
ストレートに飽きて動きなど出したい・・・etcこんな時は「水分コントロール」の技術を使います。
髪の水分をコントロールすることで、緩い質感やとれやすい方の技法を解説します。

A.プレワインディンする場合.B.プレワインディグしない場合
A.デジタルパーマ主に使う技法です。還元剤(一剤)でロッド巻いてかかりやすい状態にします。
施術方法は1.プレワインディング(細めロッドを使用)2.プレーンリンス3.デジタルパーマ施術前に水分量を調整する。4.通常のデジタルパーマ施術5.完成

B.パーマからデジタルパーマまで広く使われます。
緩いパーマの質感が出て硬い髪の人や、カールヘアを希望の火に最適なパーマ方法です。
施術方法は1.一剤放置2.プレーンリンス3.デジタルパーマ&パーマの施術前に水分量を調整する。
4.通常のデジタルパーマ&パーマ施術5.完成

A.水分量が多めのしっかりパーマ
「プレワインディング(ロッド巻きにする)」
パーマ施術前に一剤を塗布し細めのロッドで巻いていきます。髪も軽いカール感で曲げておき還元力も高まります。髪の表面からしっかりかかることで表現できないかった質感を出します。
水分コントロールとパーマは密接な関係があり、水分量を残すほどパーマはしっかりかかり根本からリッジ感が出てきます。

B.水分量が少なめの緩いパーマ
「プレワインディング(ロッド巻きしない)」
髪の膨潤度を高めるために一剤を自然放置します。
髪のカール感の強弱をコントロールしルーズなカール感を表現します。
また、水分量を少なめにすることでパーマ弱くなりコントロールすることも可能です。

大きくしっかりウェーブ&カールが可能な水分コントロール
雑誌などのパーマヘアなど巻いて感じに表現するような質感が多いですが、このパーマは巻いている仕上げ画像と思っている美容師さんも多いですが、実は水分をコントロールし巻いたような質感を表現します。

施術例のポイント

1.ワインディング巻くペーパーに水スプレーで水分を多く含ませる。
2.ロッドはロングの場合は20mmロッド前後で調整する。
3.一剤完了後は中間水洗で還元剤を除去することでパーマの持続性を高める。
4.二剤は10分+5分がベスト。(酸化放置時間を一回目に10分にすることで定着を図る)

パーマの水分の調整することでカールの強弱をコントロールできます。
そのためには、薬剤の一剤や二剤が大切で、二剤も十分に塗布します。
水分コントロールとクリープパーマをミックスし再現性のパーマを提案しましょう。