ベースからとインナーカラーの合う発色

ベースからとインナーカラーの色バランスは好みによって変化

1.マゼンダカラー(ピンクを迎え) は映える発色 2.日本人に合うベースカラー(グレージュー)

インナーカラーは一般的なヘアカラーメニューになりつつあるものになっています。

学生さん、30代前後のママ世代、看護婦さん、まで知る人も多く当たり前になっていますが、

インナーカラーも個々のメニュー選びや色を発色させる部分により、個性を引き立たせるよう質を高めることが大切です。

 

ブリーチを入れる範囲、ベースカラーとインナーカラーの兼ね合いなど、

インナーカラーの引き立たせるような、鮮やかな色や色味を抑えたくすんだ色合いなど、

メーカーの色の種類と調合など何種類かのヘアカラーレシピメニューをアップしました。

 

目次

1.マゼンダカラー(ピンクを迎え) は映える発色

2.日本人に合うベースカラー(グレージュー)


1.マゼンダカラー(ピンクを迎え) は映える発色


■インナーカラーおすすめの色味レシピ

インナーカラーはただ色をプラスするベーシックな発色から、マゼンダピンクのような配色から、

パステルブルーのようなくすんだ配色まで、個性的な色合いをすることで個性的な色合いが楽しめます。

今回ご紹介する色は「インナーカラー」にも使える発色です。

〇オルディーブカラー(ペールピンク:ペールオレンジ(3 : 1) : クリア3 : 1

〇フィヨーレのクオルシアレ(アクアブルー)と、アリミノ(アジアンブルー)1:1+クリア剤

*しんびようホームページはこちら→

(インナーカラーのアレンジですがくすんだ色合いが動画で見られます)

 

全頭ブリーチオンカラーの色ですが、ピンク+オレンジとブルーとクリア剤の発色は、

ありきたりのピンクやブルーとちがいトレンド色で質感もアップし、スタイルを引き出すことで目を引くヘアスタイルが完成します。

 

●インナーカラーに合うブリーチの幅や量

インナーカラーは幅や量において印象も変わりますが、内側に色を入れることで外側には、

色も目立たないのでめだたせ場合には、サイド面はこめかみ部分まで幅をとり、目立つように幅や量をとることをおすすめします。

逆に仕事上の問題で目立たなくする場合には、耳周りなど幅や量を調整するように、個々によってインナーカラーの調整を行いましょう。

 


2.日本人に合うベースカラー(グレージュ)


■鉄板レシピの「グレージュ」

グレージュカラーが映えるにはブリーチの削り具合で決まる!均一にしっかり削るには、まずは毛髪診断を見極めブリーチの削り具合を計算し、

薬剤の量や過酸化水素の割合や、ブリーチ回数を決め髪の状態によりますが二回が限度、それ以上の場合は「追いブリーチ」で削る。

日本人の七割は黒くオレンジ味の強いメラニンですので、薬剤の量・ブリーチ回数・放置時間を逆算して予想をたてる。

 

ブリーチが均一に削れらたら、寒色の濃いグレー系の明度は五番前後を単品に、補色のパープルを加え、

オレンジを削るイエローを消すアッシュ(グリーン)だと、青味かかり色のオンカラーであるグレージュの発色がやや濁る。

グレジューは画像のような色合いで深いグレーで、鮮やかな色でもくすんだ色でもよく映える配色です。

各メーカー寒色の色はメニューにありますので、5レベル前後を選んで配色でベースに使えば鉄板レシピとなり、

インナーカラーの色も際立ちます。注意しないと行かないのは15レベルくらいから、グレジューの5番を使う場合には、

染料が甘い場合には色が浮いてくるので、染料にムラがないよう塗布することが大切です。