サイドシニヨンとバックシニヨンの作り方と注意点

手順とカタチ&質感をあらかじめ決めておくヘアセット

1.サイドシニヨンの作り方と注意点 2.バックシニヨンの作り方と注意点

コロナが落ち着きワクチン接種も進み、披露宴やパーティーなどヘアセットを始め、

行事予定が多く入る気配の様相が増えはじめ本格的に予約が入っていますね!

ヘアセットもカットと同じようにトレンドがあり、質感や軽さ動きのあるルーズヘアが主流に、

 

お客さまはインターネットなど確かめているので、それ以上の仕上がりの出来でないと顧客として継続的に来店してくれません。

カットに比べヘアセットの方は来客してくれる確率が低いですが、仕事内容が悪ければインターネットなど口コミなど、

責任に見合った仕事をする必要性があります。

 

披露宴・お宮参り・結納など和服にあった、シニヨンヘアが好まれる傾向がありますが、

シニヨンにもバックとサイドにポイントをおいたメニューがありますが、いまもっとも人気のあるヘアセットはサイドシニヨンで、

髪の表面をソフトにふんわりさせたルーズ感のあるヘアスタイルが今っぽいです。

シニヨンの作り方や手順を解説します。

目次

1.バックシニヨンの作り方と注意点サイドシニヨンの作り方と注意点

2.サイドシニヨンの作り方と注意点


1.バックシニヨンの作り方と注意点


■サイドはロープにバックはロープをほぐしのバックシニヨン

ヘアセットの場合はヘアサロンによって、ホットカラーと36mm前後のアイロンを使うことが多い、

ヘアセット専門店の場合は火傷など美容事故があるため、安全のためホットカラーを使うヘアサロンを使い、

補助的にアイロン操作で質感やルーズ感を出す。個人で営業しているヘアサロンや2-3店舗のヘアサロンは、

 

アイロンでベースカールからニュアンスまで一通りこなすことが多い。

【バックシニヨンの作り方の手順】

1.アイロンやホットカラーを使いベースを作る。

2.バックシニヨンはルーズ感をより出す場合は中央のバック、留める表面の毛はアイロンでウェーブを出し、

後ろはきっちり止めずに、クルリンパでも緩く止めても良い。

 

3.後ろで留めたらアイロンやストレートアイロンなどで、ウェーブを出すながら指で引き出しルーズ感を出す。

(スプレーをふってカールを固定する)

4.両脇サイドはロープ網で毛束をルーズに編み込み、編み込んだ部分など指で引き出しスプレーで固める。

5.両サイドを中央で留めたら、ロープ網を作り網目を引き出しほぐしていく。

6.両サイド中央の毛束を指先で引き出し、髪によって飾り風に整える。

 


2.サイドシニヨンの作り方と注意点


■ブラシを使わずやわらかい質感とルーズ感がポイント

ベテランのヘアセットが得意な美容師さんでも、いまの毛束やざっくりとしてヘアセットは苦手な人も多く、

ラフで毛束をルーズに遊ばせる感じは何度かこなさないと、質感や表現のちがいもありついていけない部分があるようです。

カットと同様に髪のまとめ方など質感やイメージなど変わってきているようです。

 

【サイドシニヨンの作り方の手順】

1.アイロンやホットカラーを使いベースを作る。

2.サイドシニヨンはルーズ感をより出す場合はサイドのバックに、ホットカラーを使わない場合は、

サイドの毛束の表面部分はアイロンでカール感出し、手のひらに緩く留めてゴムで結ぶ。

 

3.サイドで留めたらアイロンやストレートアイロンなどで、ウェーブを出すながら指で引き出しルーズ感を出す。

(スプレーをふってカールを固定する)

4.両脇サイドはロープ網で毛束をルーズに編み込み、編み込んだ部分など指で引き出しスプレーで固める。

5.両サイドを中央で留めたら、ロープ網を作り網目を引き出しほぐしていく。

6.両サイド中央の毛束を指先で引き出し、髪によって飾り風に整える。

 

*3からはバックシニヨンと同様な手順となりクッションブラシは使わずにルーズに作る。