美容室で毛先の色が暗くなる理由と対策

暗くなる原因ははっきりしています

毛先が暗くなる理由は「毛先に染料が残った状態」が、そのまま肉眼で暗く見えてしまう。
セルフカラーやプロがムラに染めた場合なども暗くなる要因になります。

ヘアカラーの仕組みと対処方法から毛先が黒くなる原因を考えます。

対策としてはアンダーカラーの部位にトリートメントを塗布してヘアカラー剤を塗布。
または、クリア剤をミックスするか、ダイレクトに塗布し暗くなる沈み込みを防ぎます。

*染料が傷みによって毛先が暗くなる現象(沈み込み)
美容室で毛先の色が暗くなる理由と対策画像

目次

1.毛先が暗くなる理由とヘアカラーのしくみ

2.暗い色を明るい色にする施術は

3.まとめ


毛先が暗くなる理由とヘアカラーのしくみ


ヘアカラーの作用のしくみ

1剤のアルカリ剤と界面活性剤によってキューティクルが開き、アルカリ剤や過酸化水素によって強い酸化力を発生させブリーチ(メラニン色素を分解)させ、髪を明るくしていきます。

さらに酸化力により酸化重合(染料が大きくなる)し発色が始まります。

毛髪のなかでもヘアカラーの場合は「ペプチド結合」に作用します。アミノ酸の基本的な結合で、アルカリ剤や強い過酸化水素で結合を切断することによって、ヘアカラーが明るく色味が発色する仕組に色を表現します。

濃い染料が毛先に残ることが原因で暗くなる

毛先の色が暗くなる要因としては、染める前にムラがあった時も毛先が暗くなる要因の一つです。
染める前に均一でない場合は染料がしっかり入って暗くなるからです。

また、最近のヘアラカラーの傾向として明るさと彩度がポイントになっています。
そのために、余計に濃い染料が残る原因の一つになっています。

では、ダメージ毛の毛先を効果的な方法があります。
それを次の章でまとめています。

染料が毛先に残ることが原因で暗くなる原因


暗い色を明るい色にする施術は


オススメのヘアカラー剤と対処方法

ダメージを迎え明るい彩度を表現できるヘアカラーをご紹介します。
このメーカーは市販でも知名度のあるホーユーさんです。

業界で初めて三剤式が認可されたヘアカラー剤です。
1剤2剤3剤をミックスして発色させ、3剤は独自開発したブリーチ剤です。1剤と2剤との相性が良く操作性も高く髪への浸透もスムーズで明るくキレイな彩度を表現できます。

施術順序

1.脱染剤ライトナーを使用して染料を落とします。(ない場合はブリーチ剤でもOK)、
2.希望の色味にクリア剤を10%ミックスします。

注意:ホーユーアプリエやウエラのイルミナなど、
染料が濃いので1回の染毛ではなく脱染剤をした後に使用してください。

美容室で毛先の色が暗くなる理由と対策


まとめ


髪の汚れや体調などの原因はとっても小さなもので、
染める前にムラがあった場合も毛先が暗くなる要因です。(放置時間や染料を工夫しましょう)

正しい知識と薬剤を知ってダメージを迎える均一なヘアカラーは可能になります。