中間水洗の必要性はどうして必要なのか?

1剤の還元剤と2剤の過酸化水素を流すことでダメージや色の持続性を高める役割

1.1剤に残留アルカリ+余分な1剤を流すこと 2.2剤の酸化作用を高める

残留アルカリや還元剤を除去し、ダメージを小さくし、酸化しやすくなる。
パーマの持続も高まる手入れのしやすいヘアスタイルが維持できます。
まだまだ「中間水洗」の必要性を理解していない人も多いようですね!

 

1.2剤の酸化作用を高める

●1剤に残留アルカリと2剤の酸化作用を高める

中間水洗を行うことで髪の損傷を最小限にし、十分なウェーブ効果と持続力を高める。
アンモニウムなどのアルカリ剤やチオグリコール酸、システアミンなど還元剤を除去するためです。
ヘアケアマイスターの中で勉強した成分である、塩結合やジスルフィド結合(S-S結合)の切断が進みすぎ、毛髪は膨張し、ダメージの原因。

中間水洗により還元作用をストップさせることで、アルカリ剤や還元剤を流すことで、
髪の負担を軽減し、損傷をまぬがれることができます。

2剤の酸化作用を高めることも中間水洗を行う理由です。
酸とアルカリが中間水洗をしないことで、酸とアルカリ剤が中和反応や酸化還元作用が毛髪内で熱を発生し、
かかりムラやパーマの持続力を弱めてしまいます。

1.2剤の酸化作用を高める

●活性炭素が発生することで脱色が起きる

1剤の残留アルカリ剤の影響で、過酸化水素が分解が急速に進み「活性炭素」が多くなって、過剰酸化による脱色が進みます。
中間水洗を行うことでパーマの種類に問わず、髪質やパーマの種類にかかわらず必要な操作であること。
ヘアデザインを維持するためにもカール感の弱いパーマが多いので中間水洗は大切です。

若い世代は美容学校で教育されていますが、ベテラン世代の人は中間水洗を行わない人もおおいのも事実です。
お客さまからよろこんでいただくためにも必要な操作であることを認識してください。