外国人は日本人のようなパーマはかけない

単一民族と多国間民族や気候の変化などでパーマには適さない

1.ハイライトやバレイヤージュのヘアカラーが多い 2.グローバルな人種が混ざっている理由からパーマをかけない

日本人の多くの人は外国人のようなやわらかいカールヘアや、外国人のようなスタイルに憧れますが、じつは思ったほどパーマなどはかけていません。
ヘアカラーもハイライトやバレイヤージュのヘアカラーが多い、パーマはほとんどかけることはありません
パーマをかける割合が多いのは日本人とアジア圏内に住む、アジア系の人が多いのが実情です。

1.ハイライトやバレイヤージュのヘアカラーが多い

日本人は黒髪の人がほとんどなので、ヘアカラー剤の染料もピュアではなく、単色の色でも補色が混ざったように作られています。
外国人の場合は髪質のキューティクルが厚く硬く出来ています。ヘアカラー剤の染料もピュアで補色剤は少ない。
気候の関係や毛髪のちがいから、ヘアカラー剤の染料から仕上がりの色のちがいはさまざまです。

2剤に使う過酸化水素も外国では15%までOK。日本人は場合は6%上限に制限されています。
このちがいはキューティクルが厚い外国人と薄い日本人のちがいです。ただし、毛髪内のタンパク質や水分は日本人のほうが多い。

外国人がなぜハイライトやバレイヤージュが多い理由は、髪の色を決めるメラニン色素が少ないため、
ブリーチなどで色を抜いた状態でヘアを楽しみます。*そのためバレイヤージュなどホイルカラーが多い。
日本人は赤~オレンジ~黄色~白と段階があり、欧米人は黄色~白色に変化する。

日本人のようにブラウンコントロールでさまざまな色が変化するのとちがい、欧米人の場合はリフトアップしたブリーチの陰陽を楽しむ、

*日本人の毛髪の中にはメラニン色素がフェオメラニン(少なく)、ユウメラニン(多い)。ブロンドはフェオメラニン(少なく)、ユウメラニン(少ない)。

2.グローバルな人種が混ざっている理由からパーマをかけない

日本人は単一民族で同じ血が流れているので、毛髪の色も黒髪に近く、毛髪内の組織内の栄養分も多くパーマの薬剤も入りやすくパーマもよくかかる。
外国人の場合は北欧系や南米系やアフリカ系の有色人種が混ざっていて、毛髪の組織や構造も異なりパーマをかけてもうまくかからない。
皮膚のちがいも大きく関与していて、欧米人は表皮が厚く真皮が薄い、日本人は表皮は薄いが真皮は厚い。

欧米人はにきびなどできやすく肌荒れもひどい、日本人は表皮は薄いが真皮が厚いため皮膚も透明感があってキレイです。
欧米人に比べ日本人は皮膚の再生機能も高い。理由は真皮が厚く栄養分がスポンジのように水分と脂質が詰まっている。
毛髪も同じような組織構造になっていて、日本人はキューティクル内のコルティクス内の栄養分が多く、髪のツヤや弾力性に富む。

欧米人はキューティクルは硬く厚く強いが、コルティクス内の栄養分が少なくツヤや弾力性に劣ります。
薬剤の浸透や反応が良い日本人毛髪と、キューティクルが厚く薬剤反応も悪い欧米人の毛髪が原因しています。
実際海外で活躍している日本人の美容師に聞くと同じ答えが返ってきます。

 

まとめ

欧米人はほとんどの人はパーマをかけない理由がわかっていただいたと思います。
知人がオーストラリアで活躍しサロンで働いた人も、15年働いて1度もパーマをしたことがないと言っていました。
パーマと関連性が高い削ぎシザーは使うこともないと、あったとしてもシザーによるスライシング(削ぎ)だけだと言っていました。