美容師が病気をひこおこす職業病

下肢静脈瘤から萎縮性胃炎(慢性胃炎)から美容師がかかりやすい病気

1.下肢静脈瘤は立ち仕事に多い 2.萎縮性胃炎は生活習慣である運動と食事 3.腱鞘炎やバネ指(弾発指)などの疾患

美容師は人と話すことも多く精神的な部分よりは、立ち仕事が多いこと、
食事が不規則なため胃などの消火器系や、循環器系の部位の不調が多い。

スタイリストは1日にお客さまの予約が入ると立ちっぱなしのため、血液が逆流し情脈のポンプが壊れてしまい痛みを伴う。
下肢静脈瘤は特別な施術法のため大学病院でも手術はできない。下肢静脈瘤専門の病院ですることが一般的です。
萎縮性胃炎(慢性胃炎)は年一回の生活習慣検診でわかります。バネ指や腱鞘炎は専門の医師の診断が必要です。

軽症の場合は薬や外部的な治療で治りますが、ひどくなると手術が必要です。
下肢静脈瘤の場合は一日手術で2日くらい休めば出社できます。バネ指や腱鞘炎などはひどい場合は2週間以上の休暇が必要です。

 

1.下肢静脈瘤は立ち仕事に多い

美容師の疾患の中でとても確率が高い、正常な血液が重力に逆らって心臓に戻ってきますが、
下肢静脈瘤は逆流防止弁が機能しなくなり、立った血流が逆流ししたへ戻り、血液がたまりうっ血し障害がおこる。
足の表面に瘤のようなものができ見た目も悪い。若い女性から大人世代まで男女問わず、美容師・看護師など多い疾患です。

ガンのように早急に手術を行うことはなおですが、下肢静脈瘤が悪くなることがあっても良くなることはありません。
治療としてはストッキングタイツを行うことで悪化を防ぐことはありません。

メディアなどの紹介されている病院としては「両国あしのクリニック」は実績と親しみやすい病院です。ホームページはこちら⇒

2.萎縮性胃炎は生活習慣である運動と食事

消化の悪い食事を控える。甘い糖分の多いお菓子やチョコレート、お酒やたばこ、柑橘系のくだものなどは控える。
暴飲暴食や早食いなど胃に負担のかかることも避ける。胃に負担がかかると粘膜が荒れて胃もたれや、食べたものが逆流するなど気分も悪くなる。
スタイリストの場合10時間以上座って休むのも、お客さまがつながっていると胃にも大きな負担もかかる。(食事の休憩時間もない)

症状を和らげるには負担のかからない、おうどんやヨーグルトなど食べ物にも気をつける。
夜就寝前に足をあげて寝転ぶ15分毎日行うことで、胃にも血液が生きやすく胃炎の予防につながる。
仕事が終わった後はなるべく横になるなど胃を圧迫するような姿勢を気をつける。運動後に食事をするのも胃に負担がかかる。

スタイリストの場合はお客さまの予約がつながっていると、休憩時間もとれないまま仕事に復帰するので胃炎になる確率が高い。
胃炎やその他の病気は早期発見し場合によっては治療をすることです。そんなわけでネ年1回の予防の診断の病院をご紹介します。
東京お茶の水にある「三楽病院」は2018年に新たにオープンした、人間ドックや生活習慣病を最新の設備で体の疾患を見つけてくれます。

三楽病院ホームページ検診課はこちら⇒

3.腱鞘炎やバネ指(弾発指)などの疾患

バネ指は指を曲げたり伸ばしたり、手を握ったりする強い力が前腕の力が健に伝えます。
その指で曲げる屈曲筋が浮き上がらないように押さえている靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)が、炎症を起こし、腱鞘炎になり、
指と指とのスムーズでなくなり、痛みやはれ熱などの症状が、さらに悪化すると指が動かなくなります。

美容師は1日中の手仕事の中で腕や手指を使うことが多い職業のためバネ指を起こしやすい。
早めに治療することで腱鞘炎の段階であれば早期治療で治りも早いですが、さらに重くなると「バネ指」になり仕事にも支障をきたします。

予防は手や指を使わないことが良いのですが職業柄むずかしいので、日ごろから軽い指ストレッチや手や指を温めること。
体質もあるので身内にバネ指がある場合は注意しましょう。


逓信病院整形外科ホームページはこちら⇒