酸熱トリートメントのメリット手順と仕組み

酸熱トリートメントから「結合水」を使ったシステムトリートメント 

1.酸熱トリートメントの意味  2.手順  3.仕上がりの状態と結合水の特色

酸熱トリートメントはまずは施術することですが、

効果を高めるには酸熱トリートメントを扱う商材を知ること。意味を理解できていないと説得力のある説明ができません。

理解を深めることで初めてのお客さんにも納得いただけます。

酸熱トリートメントに対しての批判的な記事もありますが、お客さんからのリピーターが多いことや、日本の薬剤にかかわる美容師や、

メーカーの方も認めています。まず、初め施術を行いお客さんからの声を聞くことが大切です。

 

酸熱トリートメントは2つのタイプに分かれます

プレックスタイプ

1.R(アール)

2.OLAPLEX(オラプレックス)

2.FIBREPLEX(ファイバープレックス)、

3.smartbond(スマートボンド)です。

主成分として使うマレイン酸、おもに髪を強固にするための成分として扱われる。

 

〇オラブレックスが代表的なプレックスタイプですが、

マレイン酸よりも高価なジマレイン酸を使用している。量も少なくてもすみ、シュワルツコフ(FIBREPLEX)よりも安い。

一般にも知られおり、訴求効果も高く品質も高くパーマとの相性が良い。

 

ヘアカラーとの相性はマレイン酸とレブリン酸を併用が良い。

クチクラさんのレブリン酸を使うことでオラブレックスの幅も広がる。

*オラブレックスはパーマなどの相性は問題ないですが、ヘアカラーはレブリン酸を使うと良い。

 

適正価格 ヘアカラーやパーマは1000円~(場所や考え方でちがいがありますが)

*プレックスタイプはスポット的に価格がとれやすい1000円前後が多い。

*お客さまに意味を伝えられるようプレックスタイプを理解する。

*メリットはアシスタントでも薬剤に混ぜるだけでいいので手軽である

*料金のバリエーションを増やす。レブリン酸や処理剤(ぺリセア・18-MEA)を知ること

 

ブレックスタイプの酸による3種類をミックス 【レブリン酸+マレイン酸+活性ケラチン】

この3種類は中間処理剤として使用することで、髪を強固にツヤを出すよう効果を高めます。

薬剤の効果の説明です

 

結合水系タイプ

1.クチクラ(レブリン酸) 

2.ハホニコ(グリオキシル酸+レブリン酸) 

3.ミルボンマイフォース(レブリン酸) 

4.ムコタ(グリオキシル酸)

 

結合水系タイプの薬剤は2種類に特色があり、グリオキシル酸クセを伸ばす緩和率が高く、

レブリン酸クセを伸ばす緩和率が低い、

2つのタイプを特色を知ることで、使い分けを行いながらクセを緩和しダメージをカバーします。

 

〇結合水系はおもに、クセを落ちつかせたり、傷んだ髪質の人に向いている髪質改善が主体です。

若い世代からミセス~シニア世代まで幅広く使えます。

プレックスタイプや結合水系タイプを理解し髪の状況によって使いわける。

プレックスタイプは手軽で単価も上げられることもできますが、

結合水系タイプをマスタすることで、高単価が可能でお客さまからもよろこばれます。

 

適正価格 酸熱トリートメントは7000円~12000円〜(場所や考え方でちがいがありますが)

*1万5千円~2万円前後ですとリピーターが少なくなる。

*ストレートを緩和するためにもストレッチブラシやブラシの技術を磨く。

*薬剤の効果や特色を知る例:レブリン酸とグリオキシル酸のちがい。

*高料金をいただくためにはメニューのため知識&技術を磨くこと。

*酸熱トリートメントのセミナーや美容雑誌など勉強する。

 

プレックスタイプは「オラブレックス」が良い。HPはこちら⇒

結合水系タイプは「クチクラさんのプロ用商材」が良いでしょう。HPはこちら⇒

 

目次

1.酸熱トリートメントの意味

2.手順

3.仕上がりの状態と結合水の特色


1.酸熱トリートメントの意味


■酸熱トリートメントの意味

酸性の力によって毛髪に結合水を復活させること。

シャワーによって水素結合は切り熱によって水素結合が復活させ、レブリン酸・グリオキシル酸によってイミン結合が生まれ、

毛髪内に結合水を復活させ髪のダメージを修復します。

 

*アイロンでクセを伸ばすような誤った情報が流れていますがクセを伸ばすには縮毛矯正です。

ただし、緩和することは可能です。

180°前後の熱を与えることで結合水を復活させることが目的です。

●レブリン酸の効果

1.ツヤ感 2.手触り感 3.手入れのしやすさ 4.持続性が高い 5.臭いがない 6.パーマダウンしない

7.ヘアカラーの退色が少ない

●グリオキシル酸の効果

●1.ツヤ感 2.手触り感 3.手入れのしやすさ 4.持続性が高い

総合力でレブリン酸のほうが効果が大きい。

■レブリン酸とグリオキシル酸の特色

レブリン酸は毛髪に対して緩和率が低いために、パーマの持ちや、ヘアカラーの褐色に影響を与えません。

グリオキシル酸は緩和率が高いため、パーマがダウンし、ヘアカラーの染料が落ちる。

レブリン酸は無臭ですが、グリオキシル酸は臭いもきつく残臭が残る。

 

■レブリン酸とグリオキシル酸の薬剤の作用とメーカーについて

日本でのレブリン酸の特許をもっているのは大きなメーカーではなく、

名古屋で美容室を経営「一木 登紀男さん」でレブリン酸(クチクラ)を液体で使えるタイプを製造・販売しています。

日本のメーカーでも使っているメーカーもありますが、

泡などでレブリン酸とグリオキシル酸をミックスして製造しています。

日本ではハホニコとムコタと何社か発売されています。

 

*秋に発売されるクチクラさんからの酸熱トリートメントの薬剤を開発中の情報です。

「ノングリオキシル」PHはなんと4.5で髪にもなめらかで、以前はレブリン酸はある国内メーカーに真似されたそうですが、

この、薬剤はかなりむずかしい調合なので真似ることはそうはできないようです。

「レブリン酸・グリオキシル酸・マレイン酸も販売しているクチクラさん」

 

■結合水系とプレックスタイプ(マレイン酸)のちがい

結合水系は酸性の力と熱によって、イミン結合を復活させダメージを修復させる。

プレックスタイプは毛髪内のシステイン酸を防ぐ働きがあります。

水道水からでるカルシウムやマグネシウムが付着する前にキレートする。

プレックスタイプはシスチン結合に作用し髪のすき間を埋める。

■プレックスタイプと結合系タイプのちがいを理解する

プレックスタイプは髪の芯をしっかりする「髪を強固にする」、

傷んだ毛髪に合うタイプで、ハイトーンカラーやブリーチ毛などに合う。

マレイン酸そのものも枝毛や切れ毛を防ぐ効果があります。

 

結合系タイプはレブリン酸やグリオキシル酸など、

エイジングケアやダメージ毛に効果を発揮する。なめらかさ・毛触り感・持続性に効果。

レブリン酸はには臭いがない・パーマダウンしない・ヘアカラーの退色が少ない、

グリオキシル酸よりも幅が広い。

使い方を理解すればヘアカラーを作る際はマレイン酸を、

容量を理解し混ぜることで効果を発揮します。マレイン酸などもブリーチ毛だけではなく、

ヘアカラーの人にも使える。だから、この3種類の薬剤を理解することで幅のあるパターンができる。

理解することで絶大効果も得られる。

 

■酸熱トリートメント+ヘアカラーの手順と相性

酸熱トリートメントとヘアカラーの相性はとても良いです。

ただ、初めにヘアカラーしてしまうと酸の力によって染料が流れ出します。

酸熱トリートメントをはじめに施しますが、クセ毛がない限りはレブリン酸使用が良い。

 

理由はグリオキシル酸にくらべ染料が流出することも少ないからです。

ポイントとしては酸熱トリートメントした後、ドライヤーで乾かす時は髪の毛束を少なく、

均一にキレイに伸ばすことが大切です。髪の収まりも良くなりクセも緩和されやすくなるからです。

 

酸熱トリートメント+ヘアカラー+アイロンプレス

*途中の処理剤が大切になってきます。


2.手順


1.シャンプー シャンプーを行いシリコンや汚れを落とす

2.前処理 ペリセア

ぺリセア

3.レブリン酸を塗布 レブリン酸を毛先から均一に塗布し、水分をしっかり含ませる。*新生毛から中間毛に緩和率を上げるためにグリオキシル酸使用もある。

4.スチーマ20分~30分 ラップで水分を逃がさないように包み、スチーマを入れ水分を保たせる。

5.流し シャンプーレブリン酸は残臭性は強くないのでワンシャンプーでOK*グリオキシル酸は残臭性は強いので2度洗い

処理剤 は18-MEA由来成分した後に、CMCコンディショニングを行い流します。

6..ドライ 水素結合を毛髪の形状をまっすぐ行う。ストレートにしたい場合はストレッチブラシ ナチュラルな場合はデンマンを使う

7.ヘアカラー施術 退色防止と色を均一に出すためアイロンプレスの前にヘアカラーを行う

8.ヘアカラー用(レブリン酸) シャンプー後アミノアシッド(レブリン酸)10倍に希釈しバブリング。

アルカリ残留やカチオン頭皮のかゆみを防ぐ予防や刺激を緩和します。

*施術前に5倍に希釈しスプレーの毛髪のホールを埋める。(前処理としても使える)

8.アイロンプレス 180°度前後の温度でプレスを行うことで、第二の結合イミン結合を作る。

9.仕上がり 軽いタッチのレブリン酸と、ずっしりとしたグリオキシル酸ですが、ツヤ感や指通リは抜群のサラサラ。

*クチクラさんはグルオキシル酸も販売しているので髪質によって使いわける。

 

注意

レブリン酸やグリオキシル酸の原液でさわるタイプはゴム手袋を着用

ヘアカラー施術前にレブリン酸などを施した後にヘアカラー施術を行ってください。

ヘアカラーをした後にレブリン酸を行うと退色しますので注意してください。

 

〇酸熱トリートメントは酸による結合水の復活させることが大きな目的ですが、

その前後の処理剤が大切で、前処理にペリセア(旭化成が開発)を前処理に使い、

後処理には18-MEAメチルエイコサン酸を使い、酸熱トリートメントの効果を高めています。

 

■ぺリセアの効果 前処理 1

肌に膜を張るバリア機能、髪の弾力やきめ細かやかさを復活。

毛髪深くまで浸透、傷んだ毛髪の強度・太さ・保湿、髪を包み込み・滑らかさを与える。

■18-MEAメチルエイコサン酸 後処理 2

18-MEAの高吸着し疎水性と摩擦の表面を回復させるために、

18-MEAとステアロキシプロピルジメチルアミンを組み合わせることで、

高吸着し疎水性及と摩擦力をアップし、表面に均一に覆うことで、

滑らかさや浮き毛やハネ毛のまとまりを感を向上させる。

 

■CMC入りのコンディショニング 3

毛髪の中にあるスポンジの塊のような物質です。

CMCとは別名「細胞膜複合体」といいます。空洞になった毛髪内の栄養分をホールに埋める役割。

 

〇高額なトリートメントシステムの「酸熱トリートメント」はスタイリストの理解が大切で、

メーカーの通りに施術は失敗はしませんが、効果を高めるには薬剤の種類などケミカルな知識が必須です。

より効果の高い施術を行い、リピーターになっていただくよう努力をしましょう


3.仕上がりの状態と結合水の特色


■質を重視するヘアサロンは使用を推奨します

今回の結合水系タイプ、プレックスタイプをよく理解したうえで使うことで、

髪質改善について知識と経験をつかんでいれば、お客さまからもよろこばれかつ客単価がアップします。

それには努力して内容を深く理解する必要があります。

中途半端な知識ではじめてしまうと失敗し、信頼を落とす結果になってしまいます。

■仕上がり感はなめらかサラサラと手入れもしやすい状態に

アイロン操作はあくまでも熱によってイミン結合を生まれるわけで、

クセが伸びる縮毛矯正(還元剤・アルカリ剤を使用)とは明らかに違いがある。

結合系タイプを施術することで、手入れが抜群にしやすく髪触りがよくなります。

クセも落ち着きはしますが、還元剤を使わないのでクセ毛が伸びることはありません。

あくまでも手入れ感や仕上がりの状態がしやすい状態になってきます。

【結合水】人の体には結合水が存在する

結合水の特色はマイナス40°度の温度でも凍らず 、230°度でも蒸発しないことをいいます。

一般的な自由水(一般的な水・水道水)はお湯を沸か100°度で沸騰し蒸発します。0°度凍ります。

毛髪内の結合水の周りには元々は自由水や吸着水が存在します。

結合水の特色

1.とろみがあるため自由水と交わらない

2.タンパク質と結合している

3.水素結合と結合している

この中でも大切なことは3.の水素結合です。レブリン酸/グリオキシル酸によって、

髪の中に結合水が復活する。

結合水をスポンジのように含ませることで、髪のダメージを守り髪質改善を行うことが目的です。

■前処理・後処理は結果に大きく作用します

レブリン酸やグリオキシル酸だけを使った処理では結果が期待できません。

ペリセアや18MEA由来成分などを使用し、髪触りや仕上げ感など持続性に大きく結果に左右します。

施術時と施術後になめらかさや持続性を実現させるためにも大切です。

■結合水系・プレックスタイプの成功のカギは(ブローやストレートアイロンです)

熱によってイミン結合を復活させることがポイントですが、

ストレートアイロン180°度を均一に熱を入れことで、キューティクルをキレイに整列させ、

毛髪内部の整列が均等にすることで結果に大きく影響します。

ストレートアイロンをするスライスはやや薄めにとって熱を均一にし、

途中のブローも同様でていねいにブローを行う必要があります。

なにかご質問があればこちら⇒info@hair-salon-wave.com