髪質を見極めヘアカラー剤を選ぶ

髪質からヘアカラーメーカーによって選ぶ

1.髪質によるメーカーの選び方 2.ブリーチ毛やハイトーンカラー毛による選択

さまざまなメーカーからヘアカラーを選ぶことで、お客さまの選択肢や、スタイリストの幅が広がり、お客さまへの信頼感もグットアップします。

ヘアサロンもいまは2種類以上のメーカーを使っていますが、メーカーの種類はお馴染みメーカーで、低アルカリやアルカリ剤の2種類だけのサロンも少なくありません。当サロンは7種類のメーカーから仕入れていますので、

いろいろなメーカーの染料のちがいや、色の傾向も把握しています。

目次

1.髪質によるメーカーの選び方

2.ブリーチ毛やハイトーンカラー毛による選択


1.髪質によるメーカーの選び方


彩度の色を重視している、髪の光沢感を重視、補色を少なく配合している、低アルカリでダメージを考えられたメーカーとさまざまなヘアカラー剤が販売されています。

全てのカラーを紹介するのではなく、色の傾向と”このメーカーはここが優れている’などを、中心に考えてみましょう。

ミルボン「オルディーブ」日本人に合わせた配色が素晴らしい、特に寒色系の色については、他を引き離して有利なジャンルです。年2回のシーズンに発表しているnewカラーは、その時にトレンドになっている色を発表している。日本人のメラニンに合った色を提案している。

ウエラ「コレストン&イルミナ」コレストンの素晴らしい面は、鮮やかさが表現できる。ブリーチ後のセカンドカラーなど、彩度を表現したい時のカラーメニューで、ネイビーを出したい色などは、3/88など色が出やすく、他メーカーではここまで鮮やかに簡単には出ない、補色が必要なことが多いですが、これ1本でまかなえます。

日本の平均年齢は48歳と、お客さまの肌が変化しやすく、肌にもやさしいヘアカラー剤が求められています。敏感肌やアレルギーを持つ顧客の増加で、オーガニックカラーも注目。ミルボンのビィラロドラなども注目されています。第三者機関に認証を受けたヘアカラー、安心感のある白髪染め、繰り返しても鮮やかな仕上がり。など、ナチュラル志向の人も増えています。化粧品扱いの「アロマテラピー」もあってこだわりの女性に受けています。


2.ブリーチ毛やハイトーンカラー毛による選択


ブリーチする場合も髪質やアンダーを把握しながらブリーチの種類を選ぶ、しっかりメラニンを削る場合はパワダー状タイプを選び、黄味の場合は練状のつタイプを選ぶ、色の入りや透明感など重視するもので選びようにする。

毛髪が硬く太い人と、やわらかな人など見極め使ってください。硬いタイプはパウダーで、やわらいタイプは練状です。

ヘアカラーなど透明感を出すブルー系は、2-3度ブリーチを行った後にクリア剤を使用します。アンダーにオレンジ味が強いようであれば、コレストンを使い6%の過酸化水素を使うことで色味も出てきます。

外資系ではロレアルのカラー剤は補色が少なく、ビビッドな色表現しやすいです。ブリーチ後のカラーはメーカーを使い分けることで幅も広がります。