オーガニックの意味と認証機関の存在

日本のオーガニックの現状は甘く「なんちゃってオーガニック」の代表例

1.国会でオーガニックの認証が世界基準に変わる 2.世界のオーガニックの認証基準

日本のオーガニックは農産物であるJAS(日本農林規格)では認定を農水省が認証していますが、

化粧品などの分類では法律で定められていませんが、どうやら国会で審議されどうやら骨格が決定したようです。

日本の場合のオーガニックの定義は無法状態で、植物であればオーガニックの言葉が引用され、

 

オリンピックが来年あることもあり、外国人の菜食主義者の人も多く訪れます。

化粧品やクッキーや洋服から建築物まで、オーガニックの定義が存在するのでよいことです。

 

目次

1.国会でオーガニックの認証が世界基準に変わる

2.世界のオーガニックの認証基準


1.国会でオーガニックの認証が世界基準に変わる


■歴史があるオーガニックの定義は本場であるヨーロッパにある

チャールズ皇太子が1992年に自ら立ち上げにも加わった「DUCHY」の理事長に就任する。

クッキー、食品、衣服とあらゆるものをオーガニックを試飲し承諾を得る。

オーガニックはヨーロッパではなくてはならないものである。

 

イタリア「イチェア」、フランス「エコサート」、フランス「コスメビオ」

ドイツ「BDH」、イギリス「ソイルアソリエーション」などが、世界の代表的な認証機関です。

 

第三者機関が食品や化粧品に対して、厳しい基準のもとに原料や製品がオーガニックであることを認証する機関。

かなり厳しい基準がある本場ヨーロッパです。

商品を作る会社が認証するのでなく外部が認証するわけですから日本とは大きく異なります。

 

考え方としては漢方薬の本場は「中国」で、オーガニックの本場は「ヨーロッパ」です。

オーガニックにはパッケージング・パンフレットまでFSC認証のエコ紙を使用することを、

ヴィラロドラ(化粧品)の会社であるイチェアは、自ら環境対策として基準が存在します。

 

各国のオーガニック販売する会社も同様で環境対策の取り組みが盛んです。

そんな、本場に見習って日本での基準を世界的に考えると、

現在の日本のオーガニックの会社は認証は受けられないでしょう。


2.世界のオーガニックの認証基準


■イタリア「イチェア」の認証のための13項目の例

〇すべての製品はICHAの認証番号を取得。

〇ICHAの規定により認められた成分だけを使用して作られたもの。

〇オーガニックの農法の認証を受けた農産物を配合します。

 

〇香りはICHAの規定により認可された」エッセンシェルオイル等を使用しています。

〇合成着色料、合成香料、遺伝子組み換え原料は使用しません。

〇動物実験は行いません。

 

〇禁止薬物のリストは遵守します。

〇放射物を照射された原料は使用しません。

〇原材料と製品の両方に精密な細菌検査を実施し、衛生管理を徹底させています。

 

〇リサイクル可能な材料で製造された容器を使用します。

〇製造元Kemon社は、UNI EN ISO社14001認証の環境管理システムを取得しています。

〇接続可能で枯渇することのない、100%クリーンな水力発電、太陽光発電のみを利用し、

製品を生産しています。

 

〇ヘアデザイナーの美容技術により、最大の効果を発揮する商品づくりをしています。

これらの項目はイタリア「ケモン社」のヴィラロドラのオーガニックの商品の一例ですが、

化粧品のオーガニックだけでもこれだけ厳しい基準をもうけていますので、

これ以外の家具、食品、建築も加わることでだけでもヨーロッパのオーガニックの歴史や認識が深い。