バレイヤージュのスタイル画像集

フリーハンドバッグで絵を描くように

1.日本人になぜバレイヤージュが少ない理由  2.バレイヤージュの歴史

ワンメイクヘアカラーよりもバレイヤージュが多い欧米人のわけは髪色には理由がある。

黒髪の日本人がバレイヤージュの技法は、仕事や学校など倫理的に15Levelの明るさは許されません。

(ハイライトのようなデザインでも)

ベースよりも2-3Levelくらいがなじむので現実的だと思う。

 

欧米の場合はベースがブラウンなので、ブリーチにラインを入れても透明感が表現され、

髪の動きや軽さなど質感を表現できる。

目次

1.日本人になぜバレイヤージュが少ない理由

2.バレイヤージュの歴史


1.日本人になぜバレイヤージュが少ない理由


■欧米人と日本人のメラニンの量が関係

ユウメラニンは明るさ(ブラウンコントロール)フェオメラニンは、

赤味や黄味のメラニン量で彩度のコントロールを図る。

 

日本人のメラニンの黒髪はブリーチを繰り返すことで、

鮮やかな色を表現しますが、欧米人の場合はユウメラニンの量も少なく、

1回のブリーチで透明感が表現できます。鮮やかな補色も必要性が少ない。

 

フェオメラニンの彩度をコントロールよりも、

ブラウンコントロールによる、陰陽で表現するバレイヤージュやハイライトのほうが適している。

日本人は彩度のコントロールによって色を楽しみですためにワンメイクのヘアカラーが多いと考えられる。

 


2.バレイヤージュの歴史


■世界ではじめてフランスのスタイリストが1974年に発表

ロレアルの1974年ビューティフェスティバルで開催した時に、フランスのスタイリストが発表しアメリカ人が、

フリーハンドのバレイヤージュを独自に進化されたものが、バレイヤージュの原点のようです。

ヘアカラーを世界で初めてつくり出したのが、フランス(ロレアル)で1904年です。

 

フランスはラテン民族の血が流れていますので、イタリア~米国~南米へと伝わったカラー技術です。

ラテン気質あったフリーハンドで髪をキャンバスに絵を描くような技術です。

ただ、日本人に合わせるには15Levelの明るさですので、十分なカウンセリングでお客さまの意思確認が大切。

 

日本人と欧米人の毛髪のちがいから、全ての人に使う技術ではなく引き出しの一つとしてのメニューです。

ただ、価格はストレートだけなら1000円以内で価格も安く、持続性もあることがメリットです。

十分なレッスンと似合う部位に効果的に使うようヘアサロンで熟考する必要があります。