国内のヘアカラー剤のデメリット

あくまでも個人的に使った感想ですので参考に聞いてください

1. 全てのメーカーにはメリットもデメリットもある 2.商品を知ることで使いこなすことが可能

いまでウェーブでは6-7種類のヘアカラー剤を使っていますが、

新しいヘアカラー剤や試す前に参考までにということでご紹介。

国内のヘアカラー剤と海外のヘアカラー剤など、みなさんも気づかれていると思いますが、

 

グレーカラー(白髪)の染料のタイプは赤をベースに作られている場合が多い、

オルディーブカラーやプロマスターはそうですね。染め上がりが赤みが残り色の好き嫌いが出る。

個人的には赤みが残るグレーカラーはいまのトレンドにあっていないと思う。

 

オルディーブはグレジューベースのシーディルを発売しましたが、

国内のヘアカラーはほとんどの場合赤みベースで作られている。

※ウエラやロレアルは異なります。

目次

1.全てのメーカーにはメリットもデメリットもある

2.メルカリやヤフーオークションでは当りハズレがある現状


1.全てのメーカーにはメリットもデメリットもある


■染めた直後はキレイな発色のカラー剤と、染めた色の持続性が高いメーカーにわかれる

国内(日本製)のヘアカラー剤はほとんどミルボンやホーユーなどは直後染料が配合されています。

アルカリカラーなどは染めた直後に発色がいいとお客さまからのうけがいい場合が多い、

酸化染料では出にくい直接染料でしかださない色が表現できるからです。

 

【ミルボン・ホーユー】

ハイトーンカラーやブリーチ後に色を表現するには、寒色系などトレンドにあった色が簡単にでやすい。

色もさまざまな短い期間で色も変えられるからです。ハイトーンカラーの場合は色をなによりも大切なので直接染料がグット。

アディクシーやアプリエはめちゃ直接染料が多く配合されたカラー剤ですね。

ただし、色持ちも悪くすぐ染料がぬけるデメリットが存在します。

直接染料を使う場合はメリットとデメリットの特性を意識して使うことをおすすめします。

 


2.商品を知ることで使いこなすことが可能


■海外のヘアカラーは酸化染料が成分で色持ちがよい

【ウエラ】

コレストンプラスのグレーカラーはよいヘアカラーですね。鮮やかですし思った発色が出て使いやすい。

コレストンから改良されてツーンとしたアンモニア臭もなく、お客さまから評判もよくなりました。

コレストンの一番のデメリットはアルカリカラーでしょう。色が計算できないので使いづらい。

寒色系の色はとくに計算ができないので使い方に苦労します。

メリットは彩度が鮮やかな点は評価できます。イルミナは中間色がベースで作られているので、

アシスタントから初級のスタイリストまで、計算ができ色も表現しやすいのが、大ヒットしたものと考えられます。

イルミナは色をミックスする場合は、同系色(寒色・暖色)の色のみで基本はあまりミックスは推奨されません。

 

【ロレアル】

ロレアルは世界特許をもっていて独自のヘアカラー剤を作ったいる会社です。

染料分子が他社に比べ大きくコルティクス内に作用し、持続性と色の深み濃さは圧倒しています。

デメリットとしては色もやや濃く深いので、染毛後は鮮やかさに欠ける面がある。

 

ただ、長い時間に色が持つので失敗する確率も低い、グレーからは6週間もつとパンフレットにも書かれています。

なかなかこういったものに約束は書けないのが普通ですが、自信と化学的な裏付けがあるのでしょう。

アルーリアは白髪染めからアルカリカラーまで均一にしっかり色が入るのがメリットです。

染料がしっかりしていることと直接染料が配合されていない。

デメリット軽さや動きのある色みの発色に欠ける。

 

総合力においては均一にしっかり染まるので評価は高い。

オイルカラーは中明度が中心のヘアカラー剤ですが、キューティクルに負担も軽く髪触りもいい。

コメント

ヘアカラーは来店する世代によっても使われる商材が変わるようですね。

ギャル系や若い世代の多い店はオルディーブやホーユーなど、ハイトーンに特化したカラー剤を使いますし、

住宅地などではオイルカラーやイルミナなど独自なタイプで、大人世代に受け入れられるカラーが多い。

 

単にカラー剤のいい悪いだけでは決められない側面があるようです。

国産のカラー剤は黒髪に合わせて補色が多く海外のカラー剤は補色は少ない。

*アリミノのアジアンカラー(直接染料の配合なし)などもあります。