プロとお客さまが好むヘアデザイン

2020年5月14日

いまっぽいヘアデザインを提案する

1. カット＋カーリング編(パーマ) 2.ヘアセットはロープ網で自由自在

問診・視診・触診とお客さまの洋服やこだわりを確認する。あと目の悪い人もチェックが必要です。

施術中の切った長さも色もわからないことが多いからで、かならず希望の長さなどカット後仕上げ前に確認することです。

感の良いこだわりのある人は一言で分かりますが、洋服にもファッションにも興味のない人には、

時間をかけてわかりやすく、施術内容とともに確認しながらが大切です。

今っぽいヘアデザインは内容を説明する前にタイプを見極めることが重要な要素です。

1.カット＋カーリング編(パーマ)

2.ヘアセットはロープ網で自由自在

■カットもヘアカラーもヘアデザインがベース

薬剤の知識や技術が上手くてもヘアデザインが良くなければ宝の持ちぐされになるだけです。

正確で確実な再現性のあるのはベースではありますが、ヘアデザインがオリジナルでスタイリストが考えだした案でないと意味がない。

スタイリストのアンテナと努力が支えていることを忘れてはならない。

”今っぽい”ヘアデザイン”とは世界→日本→街なかのおしゃれヘアスタイルと、ファッションの流れからファーストファッションえと流れ、

常に変化してお客さまを飽きさせないように勉強し努力をすることです。

今年からのパーマ(カーリング)のトレンドは、強さ(リッジ感)、うなり、クシュクシュ感がテーマです。

カットベースは重さの中にカットの長短を入れていく、ウルフやシャギーなど顔回りに変化をつけることと、

重みのあるデザインと顔回りの軽さの融合をもったパーマヘア。

ボブも丸さを強調したかわいめボブにラインで変化ずけするライン。

横のボブラインにクールさや、かわいらしさを表現する。

ウルフ、シャギー、顔回りのデザインからトータルにカーリングで質感を変化させるヘアデザインです。

■折り紙のような重ねや浮きを毛束で表すヘアセット

ヘアセットのアイテムはひねり、スライス、ヘアシルエットなどトータルで考え工夫すること。

中でもスキルの中でもロープ網やひねりを覚えることで、この数年ヘアセットにこだわったフリーや、

ヘアセットの専門店のスタッフがマスターしています。

若い世代から40代くらいまでは理解していますが、その上の世代はついていけないトレンドです。

ロープ網をシンプルにサイドビューに使ったり、髪全体に使いひねりと毛束をみせる拾い編みなど、

お団子シニヨンのまとめにも使える自由自在にアレンジも可能です。

ロープ網や拾い編みだけではなく、ストレートアイロンやカールアイロンの小道具も使い幅を広げる。

ストレートアイロンやカールアイロンを使う技術はここ最近多くなっています。

それまではホットカラーが主体で、アイロンも使ってはいましたがいまほどではありません。

この小道具を使うことでロープ網や編込みが活きるわけです。