メンズスタイルは速くてキレイなヘアは可能か?

シルエットバランスと持ちの良さ

1.カッコイイヘアでも持ちの良さが生命線  2.メンズヘアデザインに削ぎは必要な時

カットした時点はカッコイイ感じに仕上がっても、1カ月たつとまとまりのない乱れた髪になるのは、

正確なカットラインが維持できていないことが多く、メディアで5分~10分でカットして仕上げることがありますが、

仕上げまでその時間で仕上がることは、荒いカットでその時はいいですがすぐ型崩れします。

 

最低でも2-3週間ヘアスタイルのまとまりを良くするには、正確なカットと丁寧な施術が大切になってきます。

カットを突き詰めていくと、レイヤーもグラデーションも切り方がある。

レイヤは上から切って下のガイドをつなげる、グラデーションは縦の積み重ねによってつながるわけです。

 

レングスも同様で後ろのバックセンターを起点に、サイドのつながりをつけラインが崩れずつながる。

ショートヘアの多いメンズも同じで、縦のグラデーションの積み重ねと、縦のレイヤーはオーバからアンダーのつながりにある。

*オーバとは頭の上部位でアンダーが下の部位にあたります。

目次

1.カッコイイヘアでも持ちの良さが生命線 

2.シンプル時短わかりやすい


1.カッコイイヘアでも持ちの良さが生命線 


■ヘアデザインがあってこそのパーマ%ヘアカラー

メンズで若い世代にリクエストが多いヘアデザインは毛先の浮きやハネ感で、頭のつむじや耳回りの毛先の羽感が好まれる。

髪の弾力に富む毛でもある若い世代は、削ぎを入れても立ち上がり軽さや動きも出てきます。

大人世代のメンズにはこうはいかないですか!

 

ハネ感やサイドやえりあし部位のそわせるよう“カチット“したラインは好まれません。

やわかさがあってやや長めに残すこと、耳回りえりあし部位はスッキリ目につなげること。

メンズでもレディースでも毛先とシルエットバランスに仕上がりの完成度が出てきます。

 

オーバーが表現できても耳回りやえりあし部位が、硬さがあるとメンズヘアの完成度が落ちてしまいます。

 


2.メンズヘアデザインに削ぎは必要な時


■メンズの削ぎも基本に忠実に行う

削ぎの基本は中間毛から毛先に均一に削ぎを入れていく、髪が多くて硬い人は根元に入れることもありますが、

軟毛ややわらかい人は根元に入れることで髪のボリュームが無くなる。

ヘアサロンによっては毛髪を確認をせずに根元から毛先に、入れるだけの感覚に頼ることは危険で、

 

そのごの手入れに影響し再現性も落ち持たない仕上がりになる。毛髪診断を見ながら基本に忠実に削ぎを入れることが大切です。

21-2週間たって手入れがしずらいパターンです。速さも大切なカットの良さですが、均一でていねいなカットによって削ぎも活きてきます。

雑に速さだけ、セットだけのカットでは手入れもしずらく持ちのないヘアデザインになってしまいます。