アシスタントがパーマを希望するかかり具合にできない訳

経験が原因で希望のカーブ&ウェーブが出さないわけではない

1. パーマ薬剤と毛髪やへアデザインを同時進行で考える 2.毛髪の状態と履歴状態を考える

アシスタントや経験の浅いスタイリストがパーマをコントロールできないのは、

パーマ経験が少ないことが要因だけで、理解できないわけではなく、薬剤、ワインディング(巻き方)、

へデザインと質感を総合的に頭のまとめる知識を把握する必要がある。

 

毛髪診断やヘアデザインをパーマとの関連性を深める必要がある。

知識や理論はヘアサロンの先輩、インターネットのパーマ理論を見る、メーカーサイドのリモートセミナー、

ヘアケアマイスターなどさまざまなルートから知識を得ることが可能で、ヘアサロンでの実際の施術により毎日反省や復習を重ねて自分の頭で考えること。

 

目次

1.パーマ薬剤と毛髪やへアデザインを同時進行で考える

2.毛髪の状態と履歴状態を考える


1.パーマ薬剤と毛髪やへアデザインを同時進行で考える


■薬剤はカットデザイン質感と総合的に判断します

薬剤については髪の傷みと仕上がり感のちがいが大きく結果に出てきますが、

内容のカットを活かした、ワインディングやスライス幅やロットやテンションやシェーピングの総合性で、

パーマの質感や仕上がりに影響します。

ワインディングに関してはスパイラル巻きの45度でも20度でも大きな変化はなく、

巻き方はヘアデザインを活かした巻き方であれば凝る必要はありません。ミディアムやセミロングでのリッジを出したい質感は、

スパイラル巻きはある程度の効果がありますが、サポート巻きなど強めにかけたい場合に使いますし、巻き方は極端にこだわる必要ありません。

カットを活かした総合力(ロット・スライス幅・テンション・シェーピング)を考えてパーマの構成を考えることです。

*薬剤の種類「アリミノクオライン」ホームページはこちら→

 


2.毛髪の状態と履歴状態を考える


■髪のコンディションや履歴状態から考える

「パーマ前のカウンセリング」

毛髪診断の他に、髪のスタイリング剤やアウトバストリートメントの油分などの髪のコンデションの有無は、

パーマのかかりに影響しシャンプーした場合することでかかりやすさ影響します。

オイルなどの油分は薬剤を弾いて髪の内部に浸透しずらく、かかりに影響し結果的に仕上がりにも影響します。

 

「ヘアカラー&パーマをいつかけたかでかかりに影響する」

パーマは三カ月サイクルでかける方が、六カ月かけないと硬く傷みに強い人にはパーマのかかりに影響する。

たとえヘアカラーをしている場合でも、硬い髪の人はパーマがかからない場合があり、硬くてもクセ毛の人はかかりが良い場合があり、

履歴状態でもパーマのかかりは毛髪の状態により、薬剤・ロット選び・スライス幅を考慮し、パーマの組み立てを図る必要がある。

 

パーマは毛髪診断をしても毛質や髪の履歴状態によりかかり具合も変わり、

髪の状態によりやわらかい髪がかかりやすいわけでもなく、ヘアカラーを継続的にしてもパーマがかからない場合もあり、

その時の髪の状態やスタイリストの経験や知識や技術により、仕上がりの完成度が変わるので、

 

スタイリストの思慮深さや、チャレンジする情熱が結果的にパーマ技術もマスターできる。

 

パーマよ考え方はメリットやデメリットを考えたうえで意思決定する。

*「考え方」ホームページはこちら→