毛髪の三つの結合シスチン結合・塩結合・水素結合

3つの側鎖結合が髪を支えられている

1.タンパク質・脂肪・炭化水素 2.シスチン結合・塩結合・水素結合の関係が深いヘアメニュー

「ジスルフィド結合」「塩結合」「水素結合」人間の身体を構築しているのは主成分であるタンパク質は、

動物が機能するうえで構成や機能など欠くことができない重大3大要素です。(タンパク質・脂肪・炭化水素 )

タンパク質は20種類以上からなり、皮膚や頭皮など内臓などに含まれる。

 

生体内部の筋肉や内臓を構成する「細胞の本体」、生理を調整する「ホルモン」、免疫の抗体、酵素を運ぶ赤血球の「ヘモグロビン」、

生体を維持する「細胞膜」「コラーゲン」から構成される。

毛髪の主成分は約18種類のアミノ酸からなり、他のケラチンタンパク質はほとんど存在せず、

 

シスチンというアミノ酸が多量に含まれるのが特徴です。

 

1.タンパク質・脂肪・炭化水素とシスチン結合・塩結合・水素結合

2.シスチン結合・塩結合・水素結合の関係が深いヘアメニュー


1.タンパク質・脂肪・炭化水素


■毛髪のタンパク質のつながり「側鎖結合」横につながる結合

タンパク質は、アミノ酸とアミノ酸が結ばれる結合によって作られたもので、その結合をペプチド結合といい、

長いチェンにつながった分子量が100以上1万以下のものをポリペプチド(ppt)といい、

分子量が1万以上から数百万までの高分子化合物をタンパク質と呼びます。

 

ポリペプチドは毛髪の細胞をパーマ理解が深まる。キューティクルは横の動きには柔軟に、縦の動きがには鈍い性質があり、

ワインディングのようなテンション時のパワーの必要性が深まり、テンションの強度によってかかりがコントロールできる。

作り出したいパーマがロッドとテンションにより操作が可能になります。

 

側鎖結合にはシスチン結合・塩結合・水素結合などがあります

 

シスチン結合

(1)イオウを含んだタンパク質特有なものでケラチンを特徴づけている大切な結合です。

カーリング剤やホット系パーマ(縮毛矯正)など、美容学校で勉強した化学的作用にはよく出てきます。

化学的作用を利用したものです。

 

塩結合

(2)ポリペプチド主鎖同士の(+)とカルボキシル黄基の(-)に結び付いた電気的に結合したものを塩結合といいます。

毛髪の塩結合はPH4.5~PH5.5の範囲(等電点)といい毛髪が安定した状態をいいます。

毛髪は酸性側に近ずくほど健康な状態で、アルカリ寄りに寄ると傷んだ状態で結合も弱くなる。

 

ヘアサロンウェーブの等電点縮毛もこの値で縮毛矯正が伸びるため、

毛髪に負担をかけずに伸びる、PH濃度が弱い部分は熱によってカバーし還元力を高めます。

 

水素結合

(3)ブローした状態で簡単に切れる結合のことで、乾燥することで再結合します。

弱いけど数が多く、プレックス&ボンド系の酸熱トリートメントなどにも応用されています。


2.シスチン結合・塩結合・水素結合の関係が深いヘアメニュー


■2還元式ラミダスカール・等電点縮毛・酸熱トリートメント

2還元式ラミダスカール

2還元式ラミダスカールはシスチン結合の構造を考えてパーマメニューです。

キューティクル表面は親油性からなり、キューティクル内部は親水性からなる、

髪質改善を考えてラミダスカールはそんなキューティクルの構造を考えて内容成分からなる。

 

表面は油にも相性の良いチオグリコール酸の2%以内の還元剤を使用し、キューティクル内部は親水性と相性のよいシスティアミン使用。

毛髪に負担が少なくカールがかかりコントロールできる進化系のパーマ剤です。

 

等電点縮毛

電気的に結び付いた塩結合と関係によってPH4.5~PH5.5(等電点)の健康毛の値。

PHがこの値で還元し酸化する等電点縮毛は画期的なストレート剤で、髪質改善を気にする細い毛の方や、

ヘアカラーやパーマなどで傷んだ方に、継続的に行うことを可能にしている。

 

酸熱トリートメント

毛髪内には水素結合の結合の他に230度の高温と、マイナス40度でも蒸発しない水を結合水い復活させる。

酸と熱(アイロン)によって髪を強固にする。