ホット系パーマと普通のパーマはどこが?

シスチン結合の移動を穏やかにストレスを軽減

A. 薬剤と熱を利用してバランスよく B.髪の構造変化を利用する化学変化

髪のダメージは薬剤によるものと、熱によるものに分かれるようです。
いずれもキューティクルが裂けて薬剤が浸透してしまう場合と、

コルテックス内のタンパク質を流失させてしまうことでダメージを負います。
普通のパーマは薬剤に頼る方法ですので、熱を活用するクリープと比べ傷みがあります。

髪のダメージは薬剤によるものと、熱によるものに分かれるようです。
いずれもキューティクルが裂けて薬剤が浸透し流失します。

傷みを最小限にし繰り返しパーマができる方法を考えてみます。

1薬剤と熱を利用してバランスよく

●薬剤に頼らず加熱ロッドやアイロン

縮毛矯正も同様で薬剤にだけを頼ることで髪質を傷めてしまいますが、
ホット系パーマのデジタルパーマも軟化の放置時間を頼ることで同じような現象があります。

硬い髪質や太毛などには軟化時間を長くとることでパーマはしっかりかかりますが、
そのぶん髪の傷みがひどくキューティクルは裂け、コルテックス内のタンパク質が流失します。

縮毛矯正は軟化時間は7-8割にしてから中間水洗でしっかり流します。
アイロンで軽いテンションをかけて伸ばすことです。

デジタルパーマも同様で薬剤と熱を利用します。
軟化放置後の中間水洗でしっかり流しドライヤーで乾燥させます。

乾燥することで滑らかな状態にすることが可能です。
毛髪に余分な水分を取ることで、膨張していた状態から元に戻ることで張りのあるウェーブに仕上がります。

 

1.髪の構造変化を利用する化学変化

普通のパーマとホット系パーマの一番に異なる点は、

シスチン結合のまま放置して置くとストレスのないウェーブが得られます。
毛髪を膨張させることで内部変化を起こりやすい状態にします。
温度変化を利用するホット系やパーマや、コールドパーマはここに大きなちがいあります。

薬剤の場合はコルテックスの移動が窮屈な状態になって細胞に歪みを生じ、
パーマもとれやすく傷みも残りやすくなります。
ホット系パーマはストレスを最小限にすることでパーマの持ちがよくなります。