アシスタントや初級スタイリストがパーマで注意する点

薬剤についてパーマとの関連性

A.薬剤の浸透とクリープ B.巻き方は神経質にはならない

パーマは角度やスライスなど巻き方と技巧的に走りがちですが、
実際のところ大切になる部分は、
シンプルなものです「カットの正確性」「薬剤の浸透と作用」「クリープ作用」。

この3点さえおさえればそんなにむずかしいものではありません。
基本的な毛髪診断とパーマの基礎部分を理解することが必要です。

 

1.薬剤の浸透とクリープ

ヘアサロンに就職したばかりで自信や経験がないと、ウィンディングの巻き方やスライスやテンションなど、
技術的なことを重視しますが、まずは薬剤を効率的に作用させることが大切です。
パーマは髪に十分に浸透していれば均一にかかるものです。

1剤還元中のクリープですがシスチン結合をゆっくり移動させることで、
酸化もしっかり結合されパーマの持ちが、よくウェーブも均一にキレイなかかります。

1.薬剤作用が毛髪に水分を浸透させるようにする。2.ペーパーも霧吹きで湿らせる
3.中間水洗で1剤を流す 4.薬剤の付けムラがないように 5.カットの剝き(中間~毛先)は均一に

この5点を気をつけてパーマの基礎知識を身につけましょう。
カットやワインディングの技術はその後でも十分です。

 

 


2.巻き方は神経質にはならない

パーマの巻き方もサポート巻き、中間巻き、毛先巻き、中巻きなど技術の種類はありますが、
巻き方で大きく変わることはありません。
理由は巻き方の線引きがむずかし場合があります。

例:縦巻きか、サポート巻きが、角度や巻き方によって区別がつかない場合が出てきます。
だからあまり神経質にならないで薬剤を作用させることを重視しましょう。