パーマ~カットと水分の薬剤の関係

メーカーでの薬剤の開発力と美容師

1.髪は乾燥させないこと 2.髪質によっての対応

デジタルパーマにしてもコールドパーマにしても、髪の乾燥を防ぐことが肝心です。
もうひとつは「削ぎ」で髪の量感調整を行うことです。
髪質をわけて考え薬剤の使い方を考えてみます。

1.髪は乾燥(薬剤塗布時)させないこと

髪を乾燥させないイコールペーパーや霧吹きをしっかり湿らせる。薬剤がついていても水分が不足すると作用しません、
水よ薬剤はまったくべつものと考え、1剤塗布の後は霧吹きスプレーを浸透させましょう。

ペーパーもロッドを巻いた状態時に霧吹きが大切です。パーマは毛先もこの対処することでカールも美しい。
軟化したあとは水で流すか、流しによって1剤が流れることで、中和の作用が高まります。

2.髪質によっての対応

薬剤の塗布や水分などパーマとの関連が大切ですが、髪の太く硬い人、髪がやわらかい人、撥水性や吸水性の人などカットの削ぎを使いこなしながら髪質対応することが大切です。

◼髪が太く硬い人
中間から毛先まで均一にしっかり入れる

◼髪が細くやわらかい人
中間から毛先はかける部分に削ぎを入れ、削ぎ過ぎに注意する。

◼髪の撥水性や吸水性の人
薬剤の自然放置を5分~19分おく、吸水性は逆に水まきでパーマのかかりすぎに注意する。

薬剤の自然放置や水巻きなど薬剤の使い方や、削ぎの量感調整を使いこなしながら、髪質を見極めることで均一なパーマがかかります。