美容室 お客さんあった削ぎ技法

髪質によって軽さや持続性が保てる

1.髪質にあった削ぎはどんなタイプ 2.削ぎにはおもにどんな場合が効果的

10年前は削ぎを否定する人もスタイリストや、勉強していないスタイリストも同様です。
すべてのお客さまに削ぎを入れるのは正しい選択とは言えませんが、
手入れやのしやすさや、カタチの持続性(削ぎが必要な人が削ぎが甘いと)が悪くなります。

ヘアスタイルの毛束が甘い部位は、固まった毛束になって重く、削ぎが均一にされた部位は軽い。
重い部位と、軽い部位があることでデコボコした、ヘアスタイルがなじみずらく手入れがしずらくなります。
毛髪の中間からしっかり、毛先は細くなるよう均一に削ぎを入れることが、ヘアスタイルを維持するためにもお客さまに喜ばれる。

1.髪質にあった削ぎはどんなタイプのヘアスタイル

頭の毛量は部位によって、髪量が多かったり、少なかったりします。
一般的に後頭部の部位、耳回りの部位、前髪のフロント部位などは多く髪量が多く。
多い部分には削ぎを入れることで、頭も小さくみえ手入れもしやすい。

削ぎがあまり希望しない人は、髪にボリュームが出ない人、削ぎそのもが嫌いな人。
削ぎをすることで重みは表現できないなどの場合。」
すべてのお客さまに削ぎを入れるのではなく、お客さまのヘアスタイルを見計らって対応しましょう。

2.削ぎにはおもにどんな場合が効果的

もっとも効果的な場合はパーマのボリュームを小さくするために使います。
パーマによって髪が広がることを、防ぐために削ぎを入れシルエットを整えます。
硬い髪質、クセで広がりやすい人、コントロールし頭を小さくみせ美しいラインに仕上げます。

私のアシスタント時代は先生から、削ぐと髪にダメージを負うので削ぎは入れないようにと指導されました。
ひと昔の前のパーマは強いパーマが好まれ、自分で巻いてヘアセットする人が多かったのも要因としてあります。
ヘアデザインを提案する場合は、弱めでないと表現できないことが多い。

パーマが強いと手入れもしずらく、老けた印象を持たれるので、傾向として弱めにかける人が多い。
髪のボリュームやヘアシルエットやパーマなどの、シルエット&ヘアデザインを整える削ぎが大切です。