カウンセリングで髪の素材を検診する

触れて、見て、聞くをカウンセリングする

1.健康毛のバロメーターである強度をみる 2.弾力・強度・乾燥・手触りツヤ

ホット系パーマやヘアカラーの履歴を把握し、履歴から髪のアンダーやホームケアの状態を聞いてチェックする。問診
髪を手にひと握り加えて水分の含んでいれば、冷たい質感が得られ、乾いた感じは軽い感じがする。触診
髪のツヤやパサつきを視診でダメージ度をはかる。視診

1.強度・弾力・乾燥・手触りやツヤ

●強度

毛髪に水分を浸して引っ張ったときにゴムのような弾力性がなくなった場合は、
毛髪内の構造でもあるミクロフィブリルの周りを囲むよう支えている、マトリックス部分まで下がってい髪の強度が失われてしまった状態に。
毛髪内の中は電気配線のような管が無数に張り巡らされていて、その部分はダメージで栄養分と一緒に流したしまう。

その電気配線が欠損することで、弾力性が薄なわれ褐色につながり、パーマやヘアカラーに影響します。
毛髪の補修には高分子ケラチンやPPTを使用すると、ミクロフィブリルが改善されます。

弾力

髪を人差し指と中指で半円をつくり、髪の曲がりをみて弾力を判断します。触れた時の感触の強度も感覚も大切に。
ミクロフィブリルのS-S結合が切断されると、弾力性が失われます。結果パーマのかかりも悪くなり、かかってもとれやすい。
ヘアカラーの褐色や薬剤も浸透しやすくなり、色が濁ったような発色します。

サロンケアとしては低分子ケラチンPPTを使用すると、ケラチンが結び付き弾力が回復します。

●乾燥・パサつき

触って髪を数本を手のひらで円を描き戻し弾力を見たり、日光に毛髪を照らすとその透けて見るとわかります。
髪の水分や脂質が失われ髪が乾燥します。毛髪内の細胞はちょうどスポンジのように水分や栄養分をためこむ備蓄した役割があります。
キューティクルに周りにあるアミノ酸タンパク質が失われ、CMC流失し保湿効果が失うわれます。

サロンケアとしてはコラーゲンPPTや小麦PPT、セラミドを使用します。
髪に保湿性の高いやわらかい処理剤を注入することで、髪のおさまりや乾燥から髪を守ります。

●手触りやツヤ

髪を数本を指先で毛髪の裏側や表面を滑らせたり感触をたしかめます。ざらざらした場合はキューティクルが剥がれた状態です。
太陽光線に毛髪をあてて透けほどダメージがすすんでいます。光の乱反射によってもツヤが失われます。
毛髪が切れやすくなったり、場合によっては毛束になって抜けることもあります。

パーマもかかりやすくなったり、ヘアカラーの褐色がすすんだり、パーマもヘアカラーもスタイルの維持も悪くなる。
サロンケアとしてはシルクPPTなど皮膜効果を与え、前処理・後処理しながら、毛髪の表面の手触りやツヤを滑らかさをプラスします。
ヘアカラーのアンダーはダメージを考え。1-3%の2剤を使うことでツヤや手触りも改善されます。