パーマ比率が少ない理由は薬剤知識にある

ヘアスタイル重視する場合は弱めを希望する人が多い

1.ダメージを少なくスタイル重視 2.魅力的なパーマ剤

パーマをかける人の割合が少なくなっていますね、ヘアカラーが断然多く需要がある。

パーマ比率が少ないのは日本だけではなく、欧州や米国はメニューそのものがないくらいパーマをかけない。

アジアや日本などはまだパーマをかける比率は高いですが、

 

いま、若い子もパーマを積極的に施術を行うようにはみえません。

理由は髪が傷む、手入れがしずらい、希望のヘアスタイルにならない怖さがあります。

トレンドの傾向を変えることはむずかしいですが、髪の傷みを緩和させカールの持続性を高めることは可能です。

目次

1.ダメージを少なくスタイル重視のパーマ

2.魅力的なパーマ剤


1.ダメージを少なくスタイル重視のパーマ


■カールの持続性やダメージの軽減がカギを握る

世界的にパーマ事情に関しては薬剤の出荷量は増えていません。

前項でも説明しましたが、欧州や米国やオセアニア地域はパーマはほとんど需要もありません。

日本も諸外国ほどではありませんが、かなり比率も落ちてます。

 

毛髪による原因が、パーマをかけない理由として考えられますが、

その他には髪のダメージや、希望のようにかからない、クルクルになったなど、

施術内容や薬剤の使い方などが原因で、パーマの比率が落ちていることが考えられます。

 

スタイリストのヘアデザインの提案力など、テクニック的な要因もあるようです。

若い子からシニア世代まで、トレンドとしてデザインを重視するため、弱めのパーマが一般的ですが、

カットベースからパーマの質感を与える、クオリティーを上げることが大切です。

 

逆にいうとスタイリストとしてのデザイン性や、それに伴う薬剤知識や技術レベルアップが必要です。

お客さまがパーマがかけなくなった理由は、スタイリストのヘアデザイン性や、

薬剤知識など質のアップが大切です。


2.薬剤の知識とお客さまの素材を上げクオリティーを高める


■ヘアデザイン能力があってもケミカルな知識不足を修正する

いまのメーカーの薬剤は種類が同じであれば、結果に大きくちがいが出てくることはない。

10年前から薬事法が変わり、コスメタイプであるシステアミンが使わることが普通になっています。

濃度が低く、パーマもよくかかり、髪触りもよい。

 

現在のサロンの出荷量でもダントツで主流になっています。

このシステアミンを使い、もっとパーマ感や持続性やダメージを迎えるコールド液があります。

それがクチクラさんのラミダスパーマです。

 

1剤が2種類あった親水性に働きかける、濃度1%以下のチオグリコール酸と、

親油性に働きかけるシステアミンを使い、シスチン結合を結合を切って、

マレイン酸とレブリン酸によってシステイン酸を残さず、2剤のブロム酸で定着をはかります。

*キューティクルの構造は2層構造になっている 親水性と親油性です。