グレイカラーとアルカリカラー後のハイライト

ヘアカラー剤の中のライトナーやクリア剤をミックス

1. グレイカラー後のハイライト 2.アルカリカラー後のハイライト

いずれも染めた後1週間以内に入れた状態での、ハイライトカラーの薬剤選びと、

施術方法で明るくする場合は、スライシングを、あまり目立せたくない場合は、ウィビングを選択。

女性は速い人で30歳すこし過ぎた頃から、白髪が多くなってくるようで気になる部位です。

 

ワンメイクでいい人もいますが、明るくアルカリカラーを希望する人が多い、

色のハイライトのレベルは普通は、2レベルが適切な明るさだと言われています。

*3レベルとメーカーが言うこともありますが、できればやや暗めのほうがハイライトに適する。

目次

1.グレイカラー後のハイライト

2.アルカリカラー後のハイライト


1.グレイカラー後のハイライト


■染料が残っていることとお客さまの要望でコントロール

グレイカラーの場合は染料も濃い、しかも短期間のハイライトは染料の落ちが悪い。

ブリーチ剤を単品で、髪質にもよりますが10分~30分くらいかと思う、

ライトナーやクリア剤を1:1(ブリーチ剤)でミックスした場合、やや明るくした場合が良い。

 

アンダの色をよく読み取りどんな配色が合うか調合を決めること。

色の褐色が赤みがあるようでしたら、色が上がりすぎることで派手になり、

印象もよくありません。アンダーの明るさと彩度を調整することで、ほどよいバランスが生まれます。

 

アンダーが明るい場合は、寒色系の12-14番を調合し3に対して、ブリーチ剤が1くらいのレシピがいいでしょう。

色が明るい場合、ブリーチ剤を多く入れることで、ハイライトが明るくなりすぎます。

地毛と2レベル以内が、ハイライトは良く、寒色系の12レベル前後を混ぜてバランスを図る。


2.アルカリカラー後のハイライト


■明度より彩度が大切な要素です

アルカリカラー後もしくは同時施術を行う場合は、染まる色とのバランスをみることが大切です。

アンダーが黄色メラニンの多い、明るさが強調される場合は、寒色系のハイライトや、ときにはローライトを使う、

色の陰陽とが髪とのバランスがあった選択になる。

 

ゴールドやナチュラル系の明るさを、ハイライトで出し過ぎると、

黄色メラニンの人には合わない、寒色系のハイライトやローライトで、色のグラデションと彩度を高める。

赤みがでやすい毛質は、ベースにマッドやパープルなど、色を沈ませるような色を選択。

 

赤み出やすいので、ハイライトも暖色系の色は似合わないことはないですが、

色の濃淡や彩度感が同系色のため劣り、ハイライトが活きることはない。

肌の黒い人はベースに寒色系で、ハイライトは2レベルあげたナチュラル系がベスト。

 

ハイライトで明るさが出ますが、基本は毛髪診断やアンダーなど考え、

お客さまにああったハイライトを提案する必要性があります。