人工的色のイルミナとくすみ感のあるイノアカラー

使ってみた両方のヘアカラーの感想です

1.色の発色に自然差が欠けるイルミナ 2.毛髪の奥深い透明感のイノア

毛髪の表面の光沢感は出てくるイルミナですが、色の発色がくすみがなく人工的な色合いです。

イノアはオイル60%配合とノンアルカリの画期的なヘアカラーです。染めあ上りが毛髪の奥深い透明感に特徴があります。

中明度中心のラインナップのため、明るいヘアカラーはライトナーを混ぜ発色させます。

*3月に明るいラインナップも発売されました

 

それぞれのメリットとデメリットがありますが、薬剤に詳しい友人や使ってみた感想をまとめてみました。

 
 

目次

1.色の発色に自然差が欠けるイルミナ 

2.毛髪の奥深い透明感のイノア


1.色の発色に自然差が欠けるイルミナ


■光沢感はあるが色が不自然(くすみ感)が欠ける

当サロンも5年前の発売当初からイルミナを使用していますが、光沢感がよくスタイリストが誰でも同じように染まる。

寒色系の色が中心のラインナップですが(暖色系の色もありますが)、オーシャン・ヌードなどが発売された当時トレンドで、

タイミングも良く使っていましたが、正直いまは多くは使っていません。

 

メリットとしては誰が染めても同じように染まる、光沢感がある、単品のカラーで染まるなどがあります。

デメリットはプロが染めるヘアカラーとしては物足りなさを感じる、色が人工的でマニキュアのようだから!

ヘアカラー剤をミックスして染めるヘアカラー剤ではない、色にくすみ感の発色ではなく人工的で、

 

色もマニキュアのような色合いでけしてキレイではない点で、使っていても飽きてしまう点です。

個人的な感想ですが、売れているのでなんともいえませんが・・・

ウエラのアジア圏内はそれほど力を入れているようには感じません。

 

ウエラのイルミナを実質販売しているのは、アメリカのP&G~コティ(化粧品会社)で、

ドイツ本国の研究所でなない点と、国内に研究所はなく海外に研究所です。

ロレアルはカナガワに日本人の毛髪を研究した研究所があり開発に取ろ組んでいる。


2.毛髪の奥深い透明感のイノア


■粒子が他メーカーに比べ大きく持ちが良い

イノアは中明度を色を中心に開発されたヘアカラー剤で、大人世代を中心に考えて作られたヘアカラーで、

グレイヘアカラーや中明度を希望する人にターゲットを絞ったヘアカラーです。

その後12レベル以下くらいの明るいヘアカラーも発売されましたが、

 

基本は明るい色を出すよりも、一番層も厚い客層を狙ったヘアカラーです。

オイルが60%含まれアンモニアは無配合で、アルカリ剤も40%カットした毛髪にダメージが少ないタイプです。

ロレアル独自のトリートメントシステムと、毛髪の奥深い透明感に特徴があります。

 

メリットはオイル配合比率が60%とアンモニアカットとアルカリを少なく配合した、

ロレアル独自の特許成分でしょう。髪触りやしなやかな仕上がり、奥深い透明感です。

デメリットはアルーリアヘアカラーのように、幅は広くなくスタートは30色でしたから、

 

いまでこそ明るい12レベルまで発売されましたが、なかでもハイライトナーは使えます。

8レベルの明るさにハイライトナーを使いこなせば、明るい人にも対応できる。

ただ、個人的にはアルーリアヘアカラーがおすすめですよ♪

色の幅も広くイノアと遜色もない、色出しからダメージもグットです。

毛先にはアルーリアヘアのトナーは(普通のトナーに比べ)30%のトリートメント成分の含有量で、

 

仕上がりもよく毛髪の奥深い部分から色も発色し髪触りも良く臭いもない。

ぜひ、使ってみて。