ヘアカラーのカウンセリングの基本確認事項

セルフヘアカラーとサロンヘアカラーやヘアカラーの表現方法

1.セルフカラーとサロンカラーの相違と染料のちがい 2.カウンセリングにおける毛髪状態の確認

ヘアカラーは毛髪の状態や求めるヘアデザインによって多様化しています。

従来のようにハイライト&ウィビングだけではなく、インナーカラーやオーバーセクションカラー(髪の上部位)を施すヘアカラーなど、

ブリーチ技術とヘアカラー染料はもちろん、ヘアカラーの知識によって表現するヘアデザインが変わります。

 

いまは従来のように派手な色や色彩ばかりに目がいくのではなく、ベースデザインの完成度の高さがポイントになっています。

ヘアカラーのブリーチ技術からのオンカラーも、メーカーによりさまざまな色を知る情報力も重要なアイテムです。

また、インターネットの普及により一般の方も知識があり、それ以上のヘアデザインを作ることが必須です。

 

目次

1.セルフカラーとサロンカラーの相違と染料のちがい

2.インナーカラーの見せ方と注意する点


1.セルフカラーとサロンカラーの相違と染料のちがい


■セルフカラーとサロンカラーでは2剤の染料の使い分け

セルフカラーの場合は塗分けができないこと、傷んだ部位と健康な髪に下処理ができないことが大きい。サロンカラーの場合は保湿効果の高い薬剤の使用し、

前処理・後処理にはペリセア(旭化成が開発)疎水基(親油性)と親水基(親水性)の両方を併せ持つ。毛髪残存性率(油分の膜を張る)が高く、弾力・保水力を向上させ、

数分で傷んだ部位に保湿効果を高める。

 

ペリセアをヘアカラー前や後に塗布することで、仕上がりはもちろん継続性が高まる。サロンカラーの場合はスタイリストが傷んだ部位にダイレクトに薬剤を塗布が可能で、

ヘアカラーの彩度を高めリフトアップなど行う、高明度の髪にも傷みを最小限に迎えることが可能です。

ホームカラーの場合は二剤の濃度が6%でしか使えず、既存毛の褐色した部位と、根元の新生部の健康な髪にも強め二剤を使うため、

サロンカラーの二剤のように1%-1.5%-3%のように、傷みのある部位とそうでない部位の使い分けができない。

そのため染料が既存部に染料がたまり、サロンカラーで施術しても均一に染まりにくくなる。

 

*クチクラ美容商材ホームページはこちら→

                           


2.カウンセリングにおける毛髪状態の確認


■黒染め・ホームカラー回数・前回の色味や時期に毛髪状態を踏まえてカウンセリング

一般的な方は髪の状態を細かく説明することがないのが普通で、スタイリストがわかっているだろうと思っても、

お客さまによっては伝えてくれないことも多く、例えば黒染めなどはスタイリストでもわからない場合も多い。

普通毛であればまだスタイリストがヒヤリングを聞き損ねても、染まりも悪くはない場合も多く、グレイカラーなどは染まりもいいのですが、

 

髪が硬く染まりずらい場合など、色の発色が悪いのでホームカラーで「黒染めをした!」ことを、

スタイリストが聞き取れない場合は、レシピを初めから求める明るさに染めても、色が発色することはない、

このケースの場合硬く染まらないので、2-3レベル明度を上げる必要があります。

ホームカラーの回数や染料のタイプ、例えばブリーチした後に黒染めをした場合などは、

傷んでいて、なおかつ発色も悪く均一に染めるには、二回~三回のヘアカラーが必要になる。

 

流山セントラルパーク駅1分の美容室「ヘアサロンウェーブ」です。