サロンヘアカラー個性的なヘアカラー剤と種類

ヘアカラーには色の特性・ダメージケア・色持ちなど様々なタイプを知り見極めること

1.スタンダードなタイプとヘアの質感 2. 種類別ヘアカラーを使い分ける

ヘアカラーは大手から中小企業まで、サロン専売で扱ういわゆるサロンカラーの種類があり、

顧客はスタイリストが言われたままにヘアカラー剤を使うことが多い。

ヘアカラーやパーマより大切な要素はカットの技術と、似合うヘアデザインがポイントとなりますが、

 

現在のヘアサロンの流れとして、高明度のヘアカラーから、オーガニックから、スタンダードなタイプに分かれ、

メーカーは得意な分野から発売し他社との優位性があります。

インターネットの情報もありスタイリストよりも知識はもっており、それ以上の内容のヘアデザインを提案するには、

 

質感や好みに合わせたサロンカラーを知ることがスタイリストには大切になります。

目次

1.スタンダードなタイプとヘアの質感 

2.カット・ヘアカラー・パーマ・ヘアセットをチームで作る


1.スタンダードなタイプとヘアの質感 


■特異性よりも的確な色出しと持続性のあるヘアカラーが好まれる

高明度で鮮やかな配色には、塩基性染料の中でも極めて透明感のあるマニックパニックや、

日本人の髪にあった資生堂のミューズなど、赤味に負けない色出しが可能です。

低アルカリでいうと高明度で高い色を、透明感のある色出しを行う場合は、ソフタッチの染料が薄く発色も良い。

 

いずれも、この2種類はブリーチのリフトアップを17以上必要ですが、このタイプを適切に行うことでお客さまにも喜ばれます。

では、スタンダードなタイプは前出しでも触れましたが、日本人にあった色出し、持続性、ダメージケアが重要な三要素となり、

一つでもかけてしまうと、継続的に使うヘアカラーとしては、適切ではない商品です。

 

●スタンダードなタイプのおすすめヘアカラー

アリミノアドミオ・・・発色の良さと染料に特性があり、毛髪深く染料が入る発色性が際立っています。

国内でこれほど濃く鮮やかに入るメーカーはないと思います。とくに、ヘアカラーのグレジュー系など日本人の髪に発色しずらい、

赤味を消して見事に色出しを表現しています。

 

アリミノた他にアジアンカラーなど個性的な、色のラインナップメニューもあり個性の強いメーカーで、

右えならいの傾向が強い日本で、独自の商品開発には定評がある。

色数が多いとは言えませんが、それだけにこだわった色彩にはしっかり入るのでおもしろいメーカーです。

 

白髪染めがないのがもったいない気がします。アジアンカラーと混ぜても、白髪染めの色出しは可能です。

ロレアルアルーリア・・・赤味を消す特許を持っている染料と、ロレアル独自のオイルデリバリーシステムや、

クロマ ロックイン システム(トリートメント)直接染料無配合・イネオンG・セラミドなどロレアル独自の特許システムがあり、

世界を代表する研究所と科学者は世界有数で、国内でもカナガワに研究所があり、国際的に評価の高い企業です。

 

もちろん、大企業だからといって商品がいいかというとそうでもなかったりしますが、

日本人の髪の色出し、持続性、ヘアケアなど素晴らしいですが、なかでもグレージューやベージューなど均一に、

しっかり染まり他メーカーでは見られない素晴らしさです。

 


2.適正にあった種類別ヘアカラーを使い分ける


■ファッションカラーから皮膚のトラブルカラーまで・・・etc

日本人の寿命も長くなり、女性の社会進出など、自由にお金を使えるようになり、

髪質やイメージにあったヘアカラーを選べるようになっています。日本の人口でも50代以上の方のボリュームが多く、

従来の50代とはちがい、高明度なフェミニンなヘアスタイルを好む方や、自然派趣向の方、

 

食事や生活習慣などの様々な理由により、体の皮膚や頭皮のトラブルの方など、

適正にあったヘアカラーを使い分けることが多くなっています。

 

●種類別ヘアカラー

高明度なヘアカラー・・・インナーカラーやオーバーセクションカラーなど、一般の方でも可能な部分ヘアカラーの需要が増えている。

デザインカラーの場合は、ブリーチとヘアカラーの知識が、結果に大きく影響します。

ブリーチの種類もパウダータイプ、クリームタイプ、固形タイプに分かれ、

髪の損傷度や決められた時間によって、過酸化水素の濃度を変え、ハケの使い方によって、オンカラーの染まりも変わってきます。

その入門としてインナーカラーやオーバーセクションカラーなどの、デザインカラーの薬剤をスタイリストが知る必要があります。

最近の傾向として、ベースカラーがグレージューの5レベルに、部分カラー(インナーカラーやオーバーセクション)は、

 

パステル色の淡いグリーンや、薄いベージューなど、どのヘアカラーで希望の色出しのメーカーを知る必要がある。

*フィヨーレクオルシアレ・アジアンカラー・ソフタッチ・コレストンプラス・・・etcで色出しの知識が必要です。

*フィヨーレホームページはこちら→