アルカリ剤と酸性との縮毛矯正と効果と使い方

酸性タイプは「スビエラ」「等電点縮毛矯正」「クオライン」

1.酸性タイプ「縮毛矯正」 2.アルカリタイプ「縮毛矯正」

縮毛矯正には剛毛、太く硬い毛質、バージン毛質などアルカリタイプの薬剤。

やわらかくコシのない毛質、細く非弾力性の毛質、傷みあり細い毛質の酸性タイプの薬剤。

髪の状態により根元はアルカリタイプ、毛先は酸性タイプと分けて使う場合もあります。

 

やわらかい髪が酸性タイプでも伸びない新生部にはアルカリタイプのパワーが必要で、

おおよそ八割強の方がクセを伸ばし、手入れがしやすいくするために使うからです。

酸性タイプのスビエラや等電点縮毛矯正は二割前後で、

 

クセ毛を伸ばすに酸性タイプは薬剤のパワーを強めるための、薬剤の使い方やハンドドライヤーでストレートに伸ばす技術や、

伸ばした後に前処理・中間処理剤・後処理を使い、ヘアケア効果を高める知識も必要です。

 

目次

1.酸性タイプ「縮毛矯正」  

2.アルカリタイプ「縮毛矯正」


1.酸性タイプ「縮毛矯正」   


■酸性タイプの強みは二割の傷んだ髪や軟毛タイプの髪にあった薬剤です

一般的には酸性タイプの薬剤がなくても、アルカリタイプのパワーの弱いLシステインを使って、

髪の負担を軽減することで十分にアルカリでも髪の負担を最小限に抑え、伸ばすことは可能だと思います。

実際メーカー各社も傷んだ髪や、軟毛の髪がアルカリタイプの薬剤では、傷みのある人を考えた商品作りをすすめています。

 

実際には少数ではありますがスビエラや等電点縮毛矯正が、どのサロンでも満足できかねた人が酸性タイプにより改善される場合も多い、

酸性タイプの薬剤は縮毛矯正について、知識と技術理論を把握しなければならない。

スビエラは薬剤知識や扱い方が十分に理解する必要があります。

 

スビエラメリット

1.髪のダメージが少ない

酸性しか入っていないのでダメージが少ない

 

2.単純な作業で薬剤が塗布できる。

部位によって根元と毛先など手間が省ける

 

3.酸性の薬剤しか使用しないので

アルカリに比べ軟化膨潤しないので切れ毛や断毛が少なく失敗しない。

 

等電点縮毛矯正

1.phが4.5~5.5と髪が傷みが少ない「等電点」にある

レブリン酸+チオ乳酸+システアミン+活性ケラチンは配合されている。

 

2.架橋が還元+酸化に頼らずレブリン酸も架橋を促す

通常の還元剤や酸化に頼らずレブリン酸のパワーにより架橋を施すため負担が軽い。

 

3.酸化剤はブロム酸ナトリウムを使うため仕上がりが良い

スビエラも等電点もブロム酸により作用を高めるため仕上がりが良い。

 


2.アルカリタイプ「縮毛矯正」


■アリミノクオラインがヒットしている

クオラインは髪の状態により薬剤作用のパワーを変えている。

主体はチオグリコール酸の健康毛に使うタイプですが、還元剤:チオグリコール酸/L-システインを加えることで、

髪の細い人、傷みが強い人、アルカリ膨潤によって髪を傷めを抑えるなど、L-システイン加え濃度を下げ、

髪の負担を軽く傷みを抑えながら、仕上がりやヘアケア効果を高めている。

*「アリミノクオライン」ホームページはこちら→