日本人の髪質とヘアカラー関係 ウエラ

日本人の髪色を理解する

美容室で黒髪から明るい”うすいベージューやグレー”など、
まず、髪質のベースを知る必要があります。

日本人の多い髪色の種類をまとめ、『外国人のようなヘアカラー』を説明。

目次

■日本人の髪色(メラニン色素)

■黄系メラニンタイプ・赤系メラニンタイプ

■寒色系と暖色系の相性

■外国人のような配色(日本人の髪色から)

■まとめ

日本人の髪色(メラニン色素)

色の三原色がベースになって日本人のヘアカラーを考えていきます。
メラニン色素の色で髪色が日本人でも、

赤くみえたり茶色に見えたりします。メラニン量によって変色します。
メラニン色素の種類はの色の三原色です。

◎赤+青=紫 ◎黄+赤=オレンジ ◎青+黄=緑 ◎赤+青+黄=深い茶になります。

外国人のような配色をするためのベースになってきます。

黄系メラニンタイプ・赤系メラニンタイプ

日本人のメラニン色素は黄系メラニンタ赤系メラニンタイプがあり

黄系メラニンタイプ

黄色の色素が多く赤の色素が少ないと黄色にみえやすくなります。
色白の肌や瞳の色が茶系の人がこのタイプ。

光を浴びて茶系にみえたりします。

赤系メラニンタイプ<

赤の色素が多く黄色の色素が少ないと赤くみえやすくなります。
肌色がくすんだ人や瞳が黒い人がこのタイプ。

普通に肉眼で黒くみたりします。

髪のメラニンの量や肌や瞳で髪色を判断します。
色の配色を混ぜるときに『色の三原色』を考えてうえで色を決定します。

外国人のような配色(日本人の髪色から)

日本人のメラニン色素を理解することが、
外国人のような髪色にする近道になります。

赤系メラニンタイプの人に寒色系にはムリがあります。
原因はメラニンの量(赤が多い)ため、

寒色系の色にはなりません。
また、髪が紺色のような人が明度を上げていくと、

赤みのにごりが加わり、ヘアカラーの彩度が出ずらく、
赤味が残るような色合いになります。

こんな場合はピンク系やベジューなど混ぜて、
『まろやかな赤味のある配色』にすると良いでしょう。

ウエラコレストンによって作る配色

アーモンドALMOND

アーモンドの配色はブラウンに赤味をプラスした配色です。
ブリーチしたベースからウエラコレストンパフェクト

10/7+10/11 1:1 ピンク20%のレシピ 二剤は3%

ブラウンにちょっぴり赤味を混ぜて色合いです。

カフェオレCAFE AU LAIT

日本人にも似合う薄いブラウンです。髪質に関係なく誰にもフィットする配色です。
ブリーチしたベースからウエラコレストンパフェクト

10/7+10/88 2:1 ベージュ20%のレシピ 二剤は3%

ブラウンベースの日本人にあう配色です。

ミルクティーMILK TEA

いま一番人気があるヘアカラーで色持ちが良い配色です。
ブリーチしたベースからウエラコレストンパフェクト

10/68+10/11 1:1 ベージュ20%のレシピ 二剤は3%

まろやかな赤味のある持続性が高い配色です。

グレイGRAYL

薄いグレーの色合いでとても個性的な配色となります。
ブリーチしたベースからウエラコレストンパフェクト

10/88+10/11 1:1 クリア10%のレシピ 二剤は3%

色の名前のようなグレー(薄い色合い)の配色です。

*色の明度は明るめの色の10レベルです。
明度が低くする場合は8レベルを選択して下さい。

■ウエラコレストン(補色)全6色

ウエラのカラーコントロール画像

ベースにベージューやスモーキなど相性の良い補色を混ぜるといいでしょう。
一般的に日本人にはピンクをベースが似合いやすいようです。

ウエラコレストンから作る
『ウエラコレストンから外人風ヘアカラーを作る配色』HPからこちら➡

まとめ

小・中学校の美術の勉強で習った『色の三原色』から、
ヘアカラーの相性を考えてレシピをつくります。

ヘアカラーの経験でないとわからない髪質とは相性が合わない配色や、
メラニンによって出ない色合いもあります。

ヘアカラーも色合いやツヤを出すヘアカラーなど、
さまざまなタイプのヘアカラー剤で、

日本人でも『ガイジン』のような髪色が可能になります。