Aラインを活かすヘアデザイン(技術編)

パーマを活かすカット

ヘアカラーが全盛でしたが2016年はパーマが台頭しそうですね!
カットのバランス、ホット系パーマの質感パーマ、ホイルワークなど、
「Aライン」のヘアデザインを考えてみました。

aラインパーマ画像

目次
1.Aラインを活かすベース作り

2.Aラインを活かしたパーマ

3.Aラインを活かしたヘアカラー

4まとめ


Aラインを活かすベース作り


■フェミニンなヘアカットベース

『ガイド』

アンダーセクションは全体に重さを残し、トップはレイヤーに、
ひし形シルエットのAラインにカット。

『フェイスライン』
フェイスラインはフォールムを作ります。
ツーセクションにわけてカットラインを、頬骨の下あたりをまずカットして、
一番したの元のラインにつなげ*デェテールにつなげます。

*デェテールとは・・・
全体のなかの細かい部分の意味です。

『トップ』
トップは床平行にオーバーセクションはハイレイヤーカットし、
アンダーセクション付近には重さを残しAラインのシルエットを確保します。

『ドライしたあとのチェックカット』
アンダーセクションとくに後頭部付近は重さが残るので、
ハサミによるスラシングやセニングシザーで軽くします。

髪の量や硬さによってセニングで量感調整します。

注意:ソギが多くある場合ドライすることによって、ソギを入れた部分思い部分を確認して、
ソギを入れてバランスをとりましょう。

aラインカット画像

Aラインを活かしたパーマ


■クリープパーマなど質感をアップ

髪が細く軟毛のような髪質はかかりが悪く薬剤の浸透が悪い場合はクリープを選択します。

クリープの順序

1.コラーゲン・ケラチンの下処理剤を塗布します。

2.今回はスビエラ・システィアミンを分けて使用します。
シスチン結合をしっかりさせカールの強さを保ちます。
*2種類の薬剤を使用することでss結合を切ることができます。

3.つけ巻きではじめはスビエラで1.8回転巻いて、
巻き終わったあとにシスティアミンを使用します。
(ロッドは20mm以上を使用)

4.軟化して7-8割パーマが入りましたら中和します。

5.髪のクリープ力をアップさせるためハンドドライヤーで、
温めてより促進させクリープ力を高めます。

クリープ作業は2回ほど行うことでより結合がしっかりします。

Aラインを活かしたパーマ画像

 Aラインを活かしたヘアカラー


■全体のバランスをみてヘアカラー

前から見てひし形に全体はAラインのシルエットを活かします。
ホイルワークを入れたヘアカラーを施術します。

●オーバセクション

髪の上部分は退色によって毛先付近が黄色味部分を、
薬剤コントロールによって色の退色した部分を迎えます。

1.顔回りにアクセスヘアカラーとしてハイライトを入れます。
ハイライトは細かすぎないことがポイントです。

細かすぎると左右にちってしまい色がみずらくなります。
大き目で毛束をとっていくことにより、色の陰陽を活かします。

オーバセクション部分は暗いトーンになることは避けるために、
既存の色よりもすこし明るめを選択します。

2.モデルのヘアカラーを8トーンくらいに染めていきます。
オーバーセクションの毛先は黄色味を消すために紫を入れていきます。

8トーンのブラウン+パープルをプラスすることで、
色に深みが出てきて仕上がりがキレイに。

色を落ち着かせるためにはクリア剤もプラスするとよいでしょう。

3.そのままアンダーセクションも染めていきます。

ホイルワーク画像|=

まとめ


技術においてのベースを把握して、
全ての技術をフォルム素材とコントロールする力が美容師には必要です。

美容師さんによってカット・パーマ・ヘアカラーを一定の力量が大切です。
どこか弱い部分があることでヘアデザインをコントロールすることが不可能になります。

そこをベースに「Aライン」のカット・パーマ・ヘアカラーを考えてみました。

流山市 美容室のヘアサロンウェーブは、
ブログで美容情報を更新しています。