アシスタントでもブリーチは染まるテクニック

ブリーチの正しい知識

ブリーチはハケの使い方がキーポイントですが、ヘアカラーの理論を知ることがベースになる。
根元のハケや薬剤の使い方、毛先のアンダーのハケや薬剤の調合、タオルで薬剤をふき取る「追いブリーチ」など、

ヘアカラーの理論に基づいたハケテクニック・薬剤の塗布量・薬剤のレシピ配合など、
アシスタントクラスが覚えるブリーチについて考えてみましょう。

ブリーチの正しい知識画像

 

目次

1.ブリーチの三大要素

2.スライシングとチップ

3.染ムラがでないコツ

4.まとめ


ブリーチの三大要素


まずブリーチを実際に染めていく前に基礎となる法則が大切です!
理解することで失敗をなくしていこう。

ブリーチ画像

■ブリーチと放置時間

ブリーチと時間の関係は重要なキーポイントとなっています。
時間がたつにつれダメージが大きく、50分過ぎることは避けてほうがベスト。

ブリーチの特性として放置時間をおくほど発色が進みます。
適切な色の状態をみて『流す』ことが重要です。

アルカリカラーとはちがい、ブリーチは時間をおけばおくほど「反応がとまらない」。
いつまでも明るくなり続けるます。

塗布してから反応するまで毛髪診断などで、
放置時間の流すタイミングを見切る必要があります。

■ブリーチと塗布量

ブリーチの色ムラがでる塗布量のムラがあることが理由の一つです。
施術の途中で反応が遅い箇所に、薬剤を2度塗りすれば脱色の速度UPにつながる。

よく耳にする「ダブルヘアカラー」「トリプルヘアカラー」は、
実は薬剤が反応が強くダメージの原因になります。

スピードとムラなく塗り流しは一回で!

*シルバーや透明感のある19Lebelにしたい場合は、3回から4回くらいまでブリーチを行う場合もありますが、
髪のダメージを考えて行いましょう。

■染める部位によって脱色度合がちがう

毛束の部分によって脱色具合が異なることを理解しましょう。
根本「やや明るく」中間「思った発色」毛先「くすんだ明るさ」。

同じ分量を塗布しても抜け具合がちがってきます。
根本は水分や油分もあるため明るくなりやすく、

中間毛はダメージ度合から狙った色が出てきます。
毛先は色が抜けずらくくすみやすい。

*頭皮は熱によって染まりが良いと思われがちですが、
新生毛の多い部位には水分や油分の多さが原因です。


スライシングとチップ


明るいベースにローライトやハイライトを効果的に見せる、
スライシングとチップは理解して使いこなしましょう。

一般的にスライシングは毛束が多いぶん、
ヘアデザインの効果や存在感が出てきます。

チップ(コームで1cm感覚で分けとる)はベース色と異なった色が表現できる。
発色の暗さや明るさを対比してみせるヘアカラーテクニックです。

スライシングとチップ画像

染ムラがでないコツ


根本の新生部分はオーバラップ部分には色ムラがでる。
それを防ぐためにスライスを縦や斜めにとることで、

表面にははっきりとした直線的な境目がみえにくくなります。
中間から毛先は横スライスでOK。

根本は斜めや縦にスライスと、
スライスを取り直しがら、塗布しながらコーミングしましょう。

1.始めは横スライスで中間から毛先に塗布
*根本は1cmくらいはこの時点では染めないこと。

2.次に根本を毛束を分けとりながら、縦や斜めにブリーチ剤をコーミングしなが塗布。
*毛が絡むと色ムラでるのでコーミングをしながら塗布しましょう。

バレイヤージュ画像

まとめ


ブリーチの基礎知識があったも知らないことが多いポイントをご紹介。
アシスタントなどヘアカラー理論などまだわからない人たちに見てもらいたくアップしました。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

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