日本人と外国人の皮膚のちがい

表皮が薄く皮膚の真皮と皮下組織が厚い日本人

日本人の表皮(角質層・顆粒層・有棘層・基底層)と真皮(皮下組織を除く)の厚さが1.4mmです。
日本人の表皮が薄く、真皮~皮下組織が厚い。
外国人は表皮は厚く、真皮~皮下組織は薄い。

それぞれの文化や生活習慣や気候なども関係しています。
皮膚についてのちがいを説明していきます。

目次

1.日本人の皮膚の機能

2.外国人の皮膚の機能

3.日本人と外国人の皮膚をくらべる


日本人の皮膚の機能


表皮が薄く角質層は3層になっている

■気候や文化的背景が関係している

厚生省からの報告から外国人に比べ表皮が3分の2とされています。
紫外線・細菌・外部刺激などが外国人に比べ弱い。

表皮が薄い理由としては日本の湿度も関係しています。欧米の湿度は低くカラッと湿気です。
湿度がある関係上シャンプーを毎日行う、清潔好きの日本人の気質もあります。
*角質の3層のうちの2層目はシャンプーなどよって剥がれ落ちてしまう。

 


外国人の皮膚の機能


にきびができやすい外国人の皮膚

■真皮や皮下組織が薄い外国人

欧米人や黒人と日本人の中で紫外線に弱いのは日本人です。
欧米人や黒人は表皮が厚いことが原因ですが、日本人は真皮~皮下組織は外国人よりも厚い。
日本人の肌がきめ細やか肌はそんな理由があるからです。

外国人はにきびが多いのは細菌が皮膚内に入りやすく、
にきびの原因とされているアクネ菌など増殖しやすい。
*日本人は真皮~皮下組織が厚いため細菌などの外部刺激に強い。


日本人と外国人の皮膚をくらべる


皮脂膜の皮脂量は20%ほど多い

外国人に比べコンプレックスが多いですが、皮膚はどうやら日本人が良質の肌です。
紫外線にあたると黒くなるのは皮脂の分泌量が関係しています。
日本人の肌はシワなどもできにくいのは理由があるようです。

髪の毛の艶やハリなども外国人に比べ良いのはそんな理由もあるようです。
髪に関しては統計(日本人と外国人)の報告はされていませんが、
キューティクル内のコルティクスの量も多いと予測されます。

ヘアカラーも日本人のほうが思ったように染まるようです。