ハイライトヘアカラー(ビビット)な色味は出てこない

髪質によって希望色をご提案します

A.色味が出ない配色と出る配色 B.いまのハイライトの傾向とは

日本人の場合は赤味や青味かかった髪色が多く、
メラニン色素が残ってしまい透明感のある発色には出てきません。

黄色メラニンの人はブリーチをして鮮やかさがでる人もいますが、
いずれにしてもブリーチしても日本人の場合は鮮やかなハイライトは出ずらい髪質です。

とくに、ビビットな薄いブルーや淡いパープルなどは髪質が限定され、
可能な場合でもブリーチでメラニン色素を抜くので髪の損傷が激しいです。

1.色味が出ない配色と出る配色

透明感があって”薄い”色味は日本人ですと発色がしずらく、
白人さんなどはメラニン色素の関係でブリーチをしても白くメラニンが抜けますが、
日本人の場合は繰り返しブリーチを行っても黄色味が残留してしまうからです。

白いべースにブリーチ処理が行えれば薄い透明感のあるハイライトは可能です。
日本人の人の中にも10%前後の人が地毛が明るい人・肌の白い人は、
ビビットなハイライトが入ります。

配色(ハイライト)が出やすいのはベースから2レベルほどの陰陽で表現するパターンです。
アッシュベースに暖色系のハイライト、ベージューベースに寒色系のハイライトです。

1.いまのハイライトの傾向とは

従来のハイライトはベースも暗く、ハイライトは明るくといった質感でしたが、
いまはベースとハイライトの差があまりないデザインヘアカラーが主流です。

色味でレベルの差をカバーする方法です。
アッシュにはハイライトはオレンジ系など暖色系を使ったり、

ベージューベースにグレジューのハイライトを入れる。
色味によって明るさをコントロールします。

●ハイライトによって明るさや動きを表現できます

ベースにハイライトをプラスすることで、
髪の動きや変化を楽しめます。

ヘアカラーデザインも長さや表現方法によって変化します。
しっかり表現したければ量を多くとって色の陰陽を表したり、
自由自在にアレンジができます。