中明度で鮮やかに染まるサロンヘアカラー

ツヤや透明感を重視しボリューム世代が多いタイプに集中する

1.ミルボン「アディクシー」 2.ウエラ「イルミナ」 3.アリミノ「アドミオ」

ウエラコレストン・ミルボンオルディーブ・アリミノ「カラーストーリー」の3種をご紹介。
それぞれ種類が多くあるので今回は中明度で鮮やかな中明度のタイプをわけて、
それぞれの特色を考えてみましょう。

1.ミルボン「アディクシー」

アディクシーはエッジのきいたヘアカラー剤です。
通常のヘアカラー剤ではなくデザインヘアカラーとしての認識です。
退色したアンダーカラーから、ブリーチした後に強く色味を入れるヘアカラーです。

スタンダードなアルカリヘアカラーする人には向いていませんね。
高明度で退色があるグラデションカラーなどパターンで使用するヘアカラーです。

単品として健康毛から中明度や高明度にリフトアップするのには無理があり、
メリットは透明感・アディクシーの色合い・彩度感を強いを出すの3点が特色です。
デメリットは中間色が多いメニュー・明るさが表現できない・灰色やブルーなど寒色系が多いなど。

大人世代が多いヘアサロンではあまり必要がないヘアカラー剤で、
若い10代後半や20代のお客さまが多いヘアサロンに需要があります。
ダブルヘアカラーの2番目につかい彩度を高めるために使うこともあります。

メニューも中間色である灰色やブルーやグリーンなど単色で表現する色ではありません。
高明度のラインアップもそろえてはいますが、明るくするというよりは明るさ(退色)を消すような意味合いが強く、
明るい色で表現するヘアカラーではありません。

反面ツヤや透明感などは表現しやすく、いままでのヘアカラーでは生かしきれない代用としての意味合いもあります。
明るい色を消すいがいは、大人世代のダブルヘアカラーとしてツヤや透明感として使います。
いずれにしても中明度ではえる「アディクシー」です。

【ポイント】コメント アディクシー「デザインカラー」
ダブルヘアカラーに使用する場合が多く、髪の色素を抜いてしまい黒髪から茶髪、金髪のように、次第に髪色が薄くなっていきます。
薄くなった髪色にヘアカラーを入れるので、おのずとヘアカラー本来の色味が出やすくするために使用します。

2.ウエラ「イルミナ」 

透明感・ツヤ感・ダメージが小さいなど中間色の代表格であるイルミナは、
寒色系(グレー・ブラウン)暖色系(パープル・オレンジ)の中間色で形成されています。
髪のダメージを考えツヤや毛触り感や透明感などを考えられた世界的ヒット商品です。

髪の硬い人、染まりずらい人、白髪を同時に染めたい人などスタンダードに染めらる利点があります。
アディクシーやアドミオは明るい明度を希望する限定的なヘアカラーです。
イルミナは使う層が幅広くヒット商品になる要因を兼ね備えています。

メーンのウエラコレストンの商品のヘアカラー剤は落ち込んでいるようで、
サロンヘアカラーの需要はウエラコレストンがダントツでしたが、ミルボンオルディーブに販売量に押され気味です。

髪の硬い人、染まりずらい人、白髪を同時に染めたい人などスタンダードに染めらる利点があります。
アディクシーやアドミオは明るい明度を希望する限定的なヘアカラーです。
イルミナは使う層が幅広くヒット商品になる要因を兼ね備えています。

【ポイント】コメント イルミナ「マイクロライトテクノロジー」
イルミナは『髪の表面に潜む小さな金属イオン(銅)がキューティクルを傷つける』
発見し除去しキューティクルのダメージの一因にアプローチし美しい髪へ導きます。

3.アリミノ「アドミオ」 

中明度のツヤ感と自然さが特色なアドミオは、
ダメージが低い理由は活性炭素作用によってよりダメージを小さくします。
アルカリヘアカラーの需要が高い7-8くらいの明るさに透明感をひきだします。

アルカリ度が低いために明るいリフトアップは弱くデメリットがありますが、
メリットとして抗酸化作用によってペーハーを酸性に戻します。
コレストンでいえばソフタッチ、ミルボンでは低アルカリのタイプのジャンルのヘアカラー剤です。

【ポイント】コメント アルミの「アドミオ」
中明度に使用するアルカリ度が低いためにリフトアップはできない。
そのため髪のダメージを小さく中明度を希望する人のためのアルカリヘアカラーです。