パーマのかかりムラがおきる理由

根元と毛先の髪のダメージのちがいからムラが起きる

1. 薬剤の使いかたやタイプがムラになる 2.均一にするための時間差や薬剤選択

パーマのかかりムラはパーマ自体の問題ではなく、薬剤の選び方や施術方法や、髪の乾燥などでおこるムラもあります。
均一なウェーブを仕上げるためには、その原因をつきとめ対応する必要があります。
パーマ剤はチオグリコール酸・システイン・システアミンなど使いわけが肝心です。

1.薬剤の使いかたやタイプがムラになる

パーマのムラは薬剤(パーマ剤)だけではなく、毛髪の状態を見極めのミスや、施術方法(ロッドの大小)など、
ヘアデザインに対しての操作やパーマ剤の塗布の仕方など、仕上がりに大きく影響するようです。
かかりムラに何点かの原因と防ぐ方法を考えてみます。

1)髪の乾燥と施術方法と薬剤の関係
パーマの薬剤の量や塗布量でパーマのかかりにムラの要因です。
もう一点は、髪の乾燥によって引き起こす、薬剤が浸透するペーパーや水スプレーが少ないことで、髪が乾燥し薬剤の作用が十分に反応しないこと。

普通は薬剤を適量に塗布すればかかると思われがちですが、
髪に十分に薬剤が浸透しないと、ムラがでてくることいがいに、髪のダメージにもつながります。
ワインディングした後には十分にペーパーに水スプレーで浸透させ、巻き終わりにも水分で水を浸透させること。

2)パーマ剤に適切な量を塗布する
パーマがかからないからといって、過剰の量を塗布するとダメージも、パーマの毛先がクルクルな状態に。
毛髪の髪質や状態をみて塗布するよう心がけましょう。

1剤が多い場合などは還元反応が十分になくなり、2剤の酸化作用(再結合)されなくなり、パーマもとれやすくダメージを与えます。
均一なパーマを施すには、中間水洗で還元作用を洗い流し、2剤の酸化作用を結合することが大切です。
髪質や状態をみて用法・用量をただしく行う必要があります。

3)パーマ時のスライスやテンション
テンションをかけると必要以上に毛髪にストレスがかかります。髪のダメージやクルクルな状態になったり、
テンションが弱い場合には根元部位がかからなかったりします。

現在のパーマ剤はテンションをすこし弱いくらいのほうが、均一にパーマがかかるよう作られています。
テンションも硬いかかりが悪い人いがいは、むしろ毛先を折らないようにしたり、髪を乾燥させないようにする。
ワインディングやスライスが適切でも、髪が乾燥していると思ったかルール&ウェーブは出てきません。

2.均一にするための時間差や薬剤選択

毛髪の状態や大人世代になってくるとかあかりムラをおこします。やわらかい髪に細いロッドを使用しクルクルになったり、
大人世代のオーバーセクションの部位を、太すぎるロッドを使用するとれやすくなります。*髪が細く薄くなりやすい部位
やわらかい毛髪にはロッドは太目を使用することでかかり過ぎを防ぎ、

オーバーセクションの部位に細目を選択しパーマの持続力を高め、アンダーセクション部位は薬剤の時間差や、
パーマ剤の種類を変えて結果的に持ちを良くします。全体に均一とはいってもかかりやすい部位や、
とれやすい部位を計算して、時間差や薬剤の選択することです。

1)チオグリコール酸・・・パーマがとれやすく髪の硬い人向きの薬剤です。
2)システイン・・・なめらかな質感で還元力は医薬部外品であるが、やわらかい質感が出る。
3)システアミン・・・化粧品扱いのわりにウェーブ感も出てくる。ダメージ毛などにもよくパーマがかかる。