イルミナとアルーリアヘアカラーのちがい

2020年4月29日

中間色ベースの「イルミナ」よスタンダードな「アルーリア」

1. イルミナにあってアルーリアにないもの 2.アルーリアにあってイルミナにないもの

ワンランクアップのイルミナとスタンダードなアルーリアでは比べる理由はないように思えますが、

実はちがう部分は存在しますが、大きな大差もない部分もあり対照的ではありますが、

共通している部分や優れている部分にちがいがあまりないですね。

イルミナとオイルカラー「イノア」は根本的な差もありますが、

アルーリアに関しては染料の特許成分からケア成分など、スタイリストが知らない成分も多くあります。

イルミナに関しては爆発的に売れている評判だけが伝わっていますが・・・この2商品を比べて見ました.

1.イルミナにあってアルーリアにないもの

2.アルーリアにあってイルミナにないもの

■彩度の輝きと光沢感がイルミナの特性で他カラーにはないもの

イルミナは中間色ベースで染料ができているため、黄色や青や緑などパレットにある色ではなく、

灰色グレージュのようなパレットにない、トレンドでもある薄い色が特徴にあります。

暖色の赤・橙などのは他のヘアカラーでも発色しやすいですが、寒色系でもある灰色系の色は染料がポイントです。

最近のベース色は青みかかった染料が多い、アリミノの「アドミオ」やミルボンのグレカラーの「シーディル」は、

青みベースで染料を使ったいますが、なぜ使用するかは赤み黄みの褐色が出ずらいためです。

日本人の場合は色が黄みが残る嫌う傾向が強いからです。

外国人風の”うすい”透明感のある色がトレンドには、青みベースが色も出やすいからで、

国内メーカーは新色のヘアカラーは青みベースの色が多いわけです。

イルミナは中間色がベースですがグレージュは普通パレットにはない色ですが、

イルミナの染料ですとグレージュ色も出やすいわけです。

プラスアルファ光沢感のある独自のツヤもイルミナの持ち味です。

■イルミナと同様な彩度が出るうえコスト面でアルーリアが安い

イルミナと同様に青みベースで寒色系の色が髪の芯から透明感が出るアルーリアです。

色の肌はスタンダードなためグレジューだけでも種類が4-5色あり、色のミックスも可能でオリジナル色も作れるますが、

イルミナは中間色主体のためオリジナルな色は作れないですが、ウエラであればコレストンプラス(アルカリ)です。

コレストンプラスはオリジナルカラーも作れますが、アルーリアのように髪の芯からの透明感の発色はありません。

イルミナにしても髪の表面の透明感と光沢感で、マニキュアのようにアシスタント～スタイリストが塗布しても差が出ない。

そういった意味ではイルミナは操作性はよいものですが、プロが色を作って提案するヘアカラー剤ではありません。

アルーリアは無限の色を少ないラインナップから、スタイリストが考えて作りだすのでアシスタントがすぐに使いこなせないヘアカラーです。

イルミナはアシスタントでも良く染まり、アルーリアはスタイリストの経験によって色を作りだすタイプです。