カットバランスを整えるカタチ

2020年7月7日

レイヤーやグラデーションをミックス

1.つながりがあることでカタチを整える 2.複合メニューの組み立てる

ヘアスタイルでよく見られのはレングス(同じ長さ)を削ぎをしただけのヘアスタイルで、手入れもしづらくカタチが整わない。

レイヤーについてもスクウェアレイヤー(同じ長さにカット)や、ラウンドレイヤー(くぼみのあるライン)の切り口になる。

グラデーションにもボックス(箱型にカット)と、ナチュラル(45度)なグラデーションがあります。

1. つながりがあることでカタチを整える

3.複合メニューの組み立てる

■レングスに削ぎを入れただけのカット

スタイリストのなりたての人や、ベテランだけどカットを我流で覚えてきた人など、つながりのないカットのパターンが多いですね！

一般的にショートヘアのカットのほうがむずかしいと思われるがちですが、縦のつながりのレイヤーやグラデーションのほうがむずかしい。

【後頭部にくぼみをつくるラウンドレイヤーとは】

レイヤーの種類(RLラウンドレイヤー)

切り口が丸い・・・丸みがレイヤー部位に仕上がる可愛さや、シルエットによってデザインを振り分ける。

大人世代の方でレイヤーをはっきりした、ひし形のラインにしないことで、

やわらかい質感が表現できるラインなどにも使われる。

●後頭部に膨らみを求める場合や、骨格を補正し補修するためにも使われる。

【メンズヘアなどショートなどにも使う】

レイヤーの種類(SLスクエアレイヤー)

切り口が四角い・・・スタイルにはフォルムとバランスによって使われるスキルで、

主にサイドを短くアンダーセクションが短いヘアスタイルが多い。

●レイヤーのつながりにはこの2種類を形成しカタチをつなげることが多い。

■ツーブロックや頭の補修&補正で使う

【レイヤー複合メニュー】

レイヤーとグラデーションの2種類がヘアスタイル形成になくてはならない。補正などはグラデーションから骨格形成でレイヤーで削り、

ヘアデザインをベースに補正を行い、個々にあったヘアスタイル似合わせるよう使いわける。

ロングヘアでも下の毛先部位の上の画像が、重みをつけたライン、下の画像がラウンドレイヤーで軽さを能えています。

【グラデーションエーター複合メニュー】

ベーシックなナチュラルグラデーションは耳回りに使う、えり足に使うなど、45度で引き出して使うグラデーションです。

ボックスグラデーションは箱型に引き出し、前下がりのカタチなどにも使う。スタイル的にはオーバーは切り過ぎないことが大切です。

今っぽくするには長めに残すことで、ラインがやわらかい質感に仕上がります。

ヘアデザインを作る場合は、レイヤー2種類と、グラデーション2種類を使い、毛先に軽さやルーズ感を出すチップカットや削ぎを入れる。

パーマにはボリュームダウン、カットには質感を整えるようカット。