ウェーブとカールは年齢によって変化する

顧客はたとえ強いウェーブでもおしゃれな質感を好む

1.リッジ力のあるヘアデザインでもセンス良いヘアスタイルに!

パーマの奥深さはヘアスタイルや髪質を考え、年齢によっても髪質が変化するので総合的に考える必要がある。

2-3年前まではリッジ感のあるヘアデザインは少ないリクエストでしたが、

2020年に入りリッジ感のあるウェーブヘアがトレンドになっています。

 

若い世代でもおしゃれにウェーブヘアを好む傾向が出てきています。大人世代の場合は髪のボリュームダウンを防ぐため、

ウェーブヘアをするパターンが多いですが、いずれもひと昔まえのクチャとしたウェーブではなく、

カールとリッジ感が出すフンワリとしてデジタルパーマの質感です。

 

ウェーブでもおしゃれな質感がいまのトレンドになっています。

 

目次

1.リッジ力のあるヘアデザインでもセンス良いヘアスタイルに!

2.染料のタイプは毛髪によって変化


1.リッジ力のあるヘアデザインでもセンス良いヘアスタイルに!


■薬剤とテンションやロッドの選択と巻き方が大切です

薬剤はこの数年かなりの進歩があり、その中でも個人的に注目しているのはラミダスカールで、

ウェットでもふんわりカールが可能なレブリン酸を使ったカーリング剤です。

大きくフンワリとしたカールも、根元からリッジ感のあるウェーブも可能です。

 

一般的にウェットでパーマをかける場合は、髪を親油性と考えて場合に濡れて状態で2剤を中和するよりも、

デジタルパーマのようにドライ後に中和しパーマの手順を踏んだほうが均一でキレイにかかる。

レブリン酸はデジタルパーマのドライのような状態にできる処理剤です。

*レブリン酸をつかったHPはこちら→

 

デジタルパーマのようなフワフワとしてカールが均一にキレイにかかります。

薬剤を適切なタイプを

 

【テンション&ロッド選定】

テンションは薬剤を選ぶ際には大切な要素です。理由はテンションは毛髪の強度によってかかりをコントロールできるからです。

弾力がない毛髪に強いテンションを与えると、リッジが強く出て結果的にクルクルになる。

逆に弾力性が富む毛には弱めのテンションにすることで、パーマがかからない状態で取れやすい状態になる。

 

もちろん傷みがある場合にはテンションが弱でもいい場合もありますが、

普通に考えた場合には弾力性がない毛でも、弾力性を富む毛でも基本は変わりません。

弾力を考えてうえでロッドを選ぶわけですが、毛髪診断とヘアデザインを合わせベストなロッドを選定する。

 

【巻き方について】

45度で巻いても90度で巻くスパイラルも薬剤とロッドを適切なタイプを使い、

中間処理剤を選びパーマの持ちを良くするタイプを選んでうえで、巻き方の角度を決め手いく、

巻き方は45度でも60度でも大きなちがいはありません。

 

巻き方がまったく否定するものではありませんが(お客さまによっては演出に目がいく場合もある)、

お客さまえのアピールはあるのでその都度使い分ける必要がある。

巻き方についていえることはかかりをしっかり出す場合は、サポート巻が適していて毛先を流すなどした場合は、

 

毛先もかからないなど不都合な点が出てきます。髪がダメージがある場合流し巻きをすることで、

根元にもかかり毛先巻が良いケースもある。スパイラル巻は強くかける場合には向いていません。

理由は毛先が弱くかかるからです。ダメージがあった場合で広がりを迎えるために、

 

90度の縦巻きを施すためです。アシスタントなどはスキル不足のため巻き方に興味を抱くことが多いですが、

薬剤のタイプや中間水洗や中間処理剤の使い方を、パーマ巻き同様に勉強することをおすすめします。