ロレアル アルーリアダーククロマインクレシピ

染料が濃くオンカラーの彩度感に適している

1.レベルを下げながら彩度を表現するグレージュー  2.トレンドの金髪のオンカラーのレシピ

イノアは髪のツヤや透明感や触り心地を考え、年齢層も幅広く使う人を選ばないですが、

ダーククロマインクは染料が濃く、オンカラーに適したヘアカラーで、彩度を表現できる反面、明度が下がるので使い方に注意が必要です。

15レベル以下のブリーチオンカラーに、寒色系を使うと色も暗くなり、

 

赤味に負けてしまいクレームの原因になる、染料が濃いタイプはレシピや明度の高さを誤ると、

とんでもないことにもなるので注意が必要です。彩度感と明度のバランスのビフォーアフターを把握すること、

毛髪により硬い髪は赤味が多く、軟毛は色が沈む傾向があり、希望の色を出すには経験と知識が必要です。

 

ミルボンの「 アディクシー」とロレアル「ダーククロマイン」は同じたち位置にあるヘアカラーで、

単品で使う場合は明るい明度でないと使えません。

 

目次

1.レベルを下げながら彩度を表現するグレージュー  

2.トレンドの金髪のオンカラー


1.レベルを下げながら彩度を表現するグレージュー  


■グレージューのオンカラーは経験と色レシピを知る

高明度に比べレベルが下がり、高明度から低明度にする場合は、彩度感が重要になり、

赤味が重なりブリーチ後の明度と、寒色系の色が赤味に負けてしまい、レシピを誤ると色がとんでもない変色にクレームの原因になる。

補色とクリア剤など色のレシピがポイントになる。

 

クリア:シルバーピンク 5:1

イノア
6‥013::6‥035::8‥21:クリア 

 

●寒色の【グレージューレシピ】

ブリーチ後の15-17レベルのアンダーの場合

 

□アクアマット:パープル:シルバーピンク 根元 1:1:3

□アクアマット:パープル:シルバーピンク:クリア1:1:3:1

ポイント青味が強い場合は「ピンク」補色をプラス

point:状態によってピンクをプラスし青味を消す

高明度から低明度に出す場合のポイントは、暗く彩度が表現できている点で、毛先と根元の毛髪のアンダーの見極めによって、

補色の色を入れながら希望の発色を実現する。全体染めのオンカラーをする前には、

耳の後ろの毛束を少しとり、毛先から根元まで塗布し放置して、アンダーから染まり状態を見て確認し、

 

中間毛から最後に毛先の塗布を行います。ハケの使い方が鍵になるので、根元と中間毛は染まりずらく、

毛先は染まりやすいので、中間と毛先の間はやや薬剤を溜め過ぎないよう塗布し、毛先はクリア剤を20%以内入れ落ち着かせる。

 


2.トレンドの金髪のオンカラーのレシピ


■クリア剤多めにピンク系の色味をプラス

ブリーチオンカラーの王道のキーワードは、削りで時間とブリーチ回数が許されるならば、

19レベルまでリフトアップすることで、そこにピンクを少量クリアにミックスすることで、

透明感のある「韓国女子」金髪ヘアを、オンカラーによってヴェール感に包まれます。

 

●寒色の金髪【ベージューレシピ】

クリア:シルバーピンク 5:1

イノア
(6013:6035:8‥21):クリア 5:1

イノアの場合はシルバーピンクはないため、色をミックスしてイノアのカラーレシピを、

やはり、ポイントは削り具合が19レベルくらいリフトアアップを行う。

赤味が残ると色味が出てこないので注意が必要です。

*ロレアルプロフェショナルアルーリアカラー(ダーククロマインク)はこちら→