美容室でブリーチを均一に削る施術方法

 ハケの使い方・毛束を塗る手順・追いブリーチなど状況判断し均一に施術

1.ハケの使いかた塗布量と放置時間の関係  2.毛髪とアンダーと「追いブリーチ」の関係

ブリーチは経験と知識と薬剤とヘアカラーの応用編のような奥が深い技術です。

アシスタントクラスがいきなりマスターできる技術ができるものではなく、ヘアカラーの幅広い知識が必要です。

早く上手になるには経験を積むことですが、そうそうハイトーンカラーやデザインカラーばかりの顧客が来店するヘアサロンは少なく、

 

知名度やInstagramなどで常に高明度のデザインカラーなど、断続的に仕上がりアップしているヘアサロンに、

顧客の多いところに就職するのが手っ取り早いですね。

ただし、デザインカラーばかり施術しても、基本のカットや他(パーマやトリートメントなど)の薬剤知識知る必要があります。

 

「美容室でブリーチを均一に削る施術方法」は基本のカット&パーマを覚え、

ヘアカラーの基礎から応用まで身につけたほうが、結局ブリーチ技術も上達するので、

幅広い技術を覚えブリーチ技術を身につけてください。

 

目次

1.ハケの使いかた塗布量と放置時間の関係 

2.毛髪とアンダーと「追いブリーチ」の関係


1.ハケの使いかた塗布量と放置時間の関係 


■ハケの使い方は根元~中間毛~毛先と分けて考える

●根元~中間~毛先の塗布方法

【根元】

根元は新生毛で油分も水分など栄養も十分なため、薬剤の作用も効きやすく発色が良い、色も明るくでやすいためハケを寝かせ、

必要以上に塗布しないようにする。

 

【中間毛】

セミ~ロングヘアにおいてハケの使い方に注意が必要な部分です。

根元に近い部分は新生毛で中間部はアンダーにより、明度も高く染料が落ち褐色があり、薬剤のレシピはアンダー部分を考え、

根元と中間毛にやや多めにハケを”置くように”薬剤をのせていく。

 

【毛先】

アンダー部分は継続的に染め傷んだ部分と、中間毛と毛先部分の境目はハケを使い薬剤の量を調整する。

毛先部分はやや多めにハケを”置くように”薬剤をのせていく。

 

●放置時間

【ブリーチの放置時間と塗布の手順】

基本根元は5mm程度は最後に塗布するようあけて塗布します。根元~中間~毛先の塗布の順番です。

1回目の塗布は全体塗布したら30分~40分置いて、2剤は過酸化水素の4.5%~6%を使用します。

 

2回目は1回目と同じ30分~40分置いて、過酸化水素は1%~2.7%~3%~4.5%を毛髪や抜け具合によって使用。

健康毛で抜きずらい場合は4.5%で少しずつ時間をかけて削る。それでも削れない場合は「追いブリーチ」を行う。

 

追いブリーチとは・・・2回目~3回目でも削れない場合に使う技法です。

ブリーチでオレンジ味のある部分をタオルでふき取り、その部分にブリーチ剤を塗布し削りを速める。

 

ブリーチは基本2回くらいが理想ですが、バージン毛や健康毛の場合は3回前後する場合がありますが、

お客さまに時間と費用はかならず伝えて、施術前に説明することが大切です。


2.毛髪診断とアンダーと「追いブリーチ」の関係


■ブリーチの3大な要素「毛髪診断・アンダー・追いブリーチ」

とくにブリーチ技術において大切なのは追いブリーチです!ブリーチで均一に削れない理由は、

メラニン量とのオレンジ味が残留することで、そのまま洗い流すとムラになりオンカラーも均一に染まらない。

スタイリストによって放置い時間を1時間の自然放置、3回~5回をブリーチを行うなど時間と回数で補い削りますが、

 

できれば時間も回数も少ないほうが髪のためにも傷みが最小限に均一に染まられわけですが、

髪のダメージを抑えながら均一に染めるには「追いブリーチ」を覚えることです。

 

【追いブリーチの方法】 

追いブリーチは初めに着けた部分の薬剤を、タオルでふき取り再塗布することで、

ハケを均一に塗布することでオレンジ味の削れない部分を、追いブリーチによって均一に染めることができる。

大事なのは6%の過酸化水素ではなく、4.5%で時間を置いてゆっくり削ることです。

追いブリーチなどしんびようからの動画配信こちら→