日本人の扁平・ハチ張りをカバーするヘアカット
カットを使い分ける
日本人の頭は後頭部が外国人のようにカッコイイ形ではないので、
補正してキレイに見えるカット技術が必要です。
頭のカットポイントをずらしてカバー
レイヤー・・・上が短く下が長いカットライン
セイムレイヤー・・・頭のカタチと同じ長さ
グラデション・・・上が長く下が短いカットライン
この3種類のカットを組み合わせ長さの長短を付け補正します。
今回はグラデションカットをベースに考えます。
扁平
頭の後頭部がへっこんでいる場所にボリュームを出します。
重みをだしてへこみ部分を足していきます。
普通この部分はグラデションを入れてバランスを取りますが、
頭のへこみ部分にポイントを上にずらし調整します。
![頭の扁平を補正](https://www.hair-salon-wave.com/wps/wp-content/uploads/2015/01/e424e36ce2da560d2a5caa7e1df1f8081.jpg)
ハチ張り
ハチが張っている部分は前からサイドの部分や、
後頭部のくぼの下の部分が多いようです。
今度は扁平とは対照的にポイントを下にずらして、
ハチの出パリを迎えるようバランスを調整します。
3種類のカットを組み合わせ補正を図ります
ヘアデザインによって組み合わせるカット、レイヤー・セイムレイヤー・グラデションに、
使い分け補正を図るわけです。
美容師はカットの収まりの具合を認識しないといけません。
3種類のカットは頭なりの角度によって表現できるからです。
また、頭のカタチは部位によって出っ張りやへこみも変化します。
フロントはおでこやこめかみなどを意識して、
外側のデザインを決めていきます。
外部を決めたら内部の組み立てを図ります。
頭の骨格に合わせカットを組み立てます。
![頭なりのカットデザイン](https://www.hair-salon-wave.com/wps/wp-content/uploads/2015/01/0b1fe7c53a8168929e05b43d92821f51.jpg)
2016は素材を活かすようなカットデザインが旬な流れにあります。
カット技術ひとつでヘアデザインが生まれます。
髪にはクセや毛量などを考えバランスを整えるようカットします。
流山市にある美容室ヘアサロンウェーブは美容情報をブログで発信しています。