メンズヘアスタイルで人気のパーマヘア

メンズヘアのパーマはピンパーマで仕上げるパターンが多い

1. かかりが強いと「クルクル」の仕上がりに 2.カールかウェーブによってロッドを使用

メンズパーマヘアでクレームが多い場合は、パーマがすぐにとれるなど持ちが悪いケースが多い。
スタイリストがかかりが強いこと避けることが原因です。カットも削ぎを少なすぎることでパーマが落ちてしまう。
スタイリストもパーマについてのテクニックや知識が大切で、均一にパーマがキレイにかからことがあります。

1.  かかりが強いと「クルクル」の仕上がりに

ヘアデザインをカタチに表現するのがお客さまが多い、とくにメンズの場合は手入れを重視する傾向にあり。
カタチの手入れがしずらいクルクルのパーマは求める人が少ない。*メンズでもハードなヘアデザインを希望する人も多いですが、
ハードでもカールヘアでも自由自在にスタイリストが対応できる、パーマテクニックを提案できる能力を磨く必要があります。

パーマ全般にいえることですが、パーマをかけるとボリュームが出過ぎる傾向にあるので、
ふせぐためにもカット時に削ぎによって量感調整し、シルエットを整えるため均一に入れる必要があります。
注意しなければならないのは削ぎを入れすぎて、髪のダメージの原因になるので削ぎすぎは注意しましょう。

大切なことは毛髪診断によって、カットやパーマ施術には配慮すること。
やわらかい毛質にロッドが太すぎるとパーマも落ちやすい、硬い毛質は細いロッドなどではクルクルになりやすい。
髪のダメージも問診や視診で髪の状態をみて、カットやロッドや薬剤など考えて施術する。

2.カールかウェーブによってロッドを使用

メンズパーマはピンパーマ(ねじりピンパーマも含む)から、ロッドを使用するパーマがあります。
短めのショートヘアは80%の割合でピンパーマでねじりを入れることでカール感が増す。
ねじりは2回転半の度合いがちょうどよく、1回転では大きなカールで弱く、3回転以上ではこまかすぎる。

パーマをウェーブでとれやすい人は、ロッドとねじりピンパーマのミックスで巻く。
ミディアムヘアはほとんどロッドの大小でウェーブ調整を図ります。
もう一点ポイントはあくまでもカットベースが基本で考えて、パーマの強弱やケミカル(薬品)を考えましょう。

レディースのショートとメンズのショートでは、トップセクションの軽さや動きのちがいがあります。
トップセクションの動きはパーマの質感で表現することで、印象のよいヘアデザインのあるインパクトが強調されます。
カットやクセ毛によって動きも可能ですが、毛髪によってパーマをかけることで立ち上がりもつきます。

●メンズロングパーマ
毛髪診断やヘアデザインによってロッドの大小や、ケミカル(薬剤)のタイプをマッチしたものを選びます。
とれやすい人は細目のロッドに、かかりやすい人は太目のロッドなど、毛髪やヘアデザインによってスタイルをつくる。