美容室の繫盛店と閉鎖店と時代性

大手美容室は安定し中規模からの店は大変な状態か?

1. 若い子がお金の使い方の変化 2.美容室のマンネリ化が要因

ある大型店の美容室オーナーに友人がいます。

その人は中国・香港・ビバリーヒルズ・千葉県24店舗の大型美容室を運営する経営参加し、

中国・香港の支社長を兼ねています。

 

やはりそれくらいの規模になると美容業界の状態をよく知っている。

最近多い形態のサロンとして面貸しいった新しい制度で、個人事業主でスタイルもいろいろあって、

売上に対して40%~60%(収入)近くまでの歩合制です。お客さまが取れないスタイリストは0円もあるわけです。

 

アメリカでは一般的なスタイルの面貸し制度が日本でも増えてきている。

ファーストファッションならぬファーストヘアサロン増えている。

理由は美容室における環境が変化しているからでしょう。

目次

1. 若い子がお金の使い方の変化

2.美容室のマンネリ化が要因


1.若い子がお金の使い方の変化


■若い層の人口減とスマホなどにおこずかいに出費が増える

ホットペッパーや美容検索サイトなどで美容料金の客単価が落ちている。

正規の金額で支払う若年性は減ってきて、美容室の1人あたりの客単価が落ち込んでいる。

若い層の人口が減少している状態で美容室にかける費用も減少している。

 

美容室の件数も22万件といわれ、お客さまの取り合いの現象が起こっている。

顧客を持たない新興店や新規出店の美容室は苦しいのは容易に想像できる。

スタッフの労働環境も政府の休みかた改革など含め、福利厚生など変化し美容室に対し若い人の考え方も変化しています。

 

サービス業である美容室は若い人からスタイリスト目指す人も減っている。

資本力のない美容室や、スタッフが集まらない美容室や、スタッフが退店した美容室は最悪の場合は閉鎖店する。

知り合いでもスタッフが退社した美容室を閉鎖してしまった人を見ている。

 

求人ルートを全国で募集し実績のある大型店や、著名な美容室などはスタッフが毎年のように人は集まるが、

中規模店や小規模店では人も集まらない、とくに、中規模店の美容室は大変でしょうね。

人が集まる信用もないにもかからわず売上を維持し成長させなければならないからです。

 

若い子が集まる美容室は、しっかりとした経営基盤と技術などが必要です。


2.美容室のマンネリ化が要因


■新しい技術や新メニューなどに目がとどかない余裕のない美容師は消えていく

中規模店の美容室は一定の売上はクリアはできるが、新しい技術や新メニューを導入する余裕がない。

人を集めることに気がまわり、肝心の技術やメニューの展開など、直接売上に響く展開が手薄になる。

 

お客さまは新技術やメニューにどうしても目がいきお客さまも離れる原因になる。

顧客が多くかかえている美容室は売上も安定していて、技術やメニューなど常に工夫や知恵をだしている。

スタッフが集まるルートがあり自然に集まる環境もできている。

 

50名前後の美容室で独自の経営と家族でがっちり営業している美容室も強い。

あと強いのは1名~2名で営業しているサロンです。

 

いずれにしても時代にあった営業展開と、経営者が努力を惜しまない美容室が残ってくるでしょう。