メンズヘアのカットとヘアカラー

毛先の表情や毛髪の軽さをコントロール

1.正確なベースカットがあって長持ちする  2.毛染めはアンダーやお客さまのタイプを見極める

メンズヘアのトレンドは頭のトップ部分に、ボリュームを出すヘアスタイルの傾向。

サイドや後頭部の下の部分はスッキリカット、フロントとトップと前髪付近にはボリュームをアップ。

動きやパーマをかけて軽さを出すようなヘアデザインがトレンド。

 

メンズはレディースと同様に前髪付近のデザインがポイントで、

メンズは前髪を上げて額を見せるヘアや、逆に下げてみせ変化をつけ印象をアップする。

サイドから後頭部の下の部分はスッキリさせることが多い。

目次

1.正確なベースカットがあって長持ちする

2.毛染めはアンダーやお客さまのタイプを見極める


1.正確なベースカットがあって長持ちする


■似合うヘアデザインに正確なカッティング

メンズは女性とちがい短い長さでイメージデザインを構築するため、

”カタチ””とベースが大切で軽さや動きの質感を表現し、やわらかさや硬い毛髪でも印象をだすことができる。

前髪からトップに長さで質感やパーマで動きをだす。

 

削ぎを全体に入れれば動きもでてきますが、持ちの良いヘアスタイルの場合は正確なカッティングが必要です。

カットのいい悪いは持ちの良さで左右され、似合うカットデザインとバランス感覚がプラスされる。

メンズヘアは耳回りからサイドの上の部分はスッキリすることと、えりあしの切り具合で調整します。


2.毛染めはアンダーやお客さまのタイプを見極める


■アンダーを見極めお客さまの肌や目の色で判断する

カットデザインと同様にトータル的に判断し、お客さまの肌の色や、目の色で色を見極める。

もう一つ大切なのはアンダー状態で、いつどこで何カ月前にどんなヘアカラー施術を行ったか?

話を聞きアンダーからお客さまの肌を計算し、お客さまにあったヘアカラーの色を決定します。

ヘアカラーの色の選択はアンダーが大切で、最近多いのは色が出ない人の場合ですね!

 

●色の染まりずらい人の配合

アンダーが黒染めをした人や、毛髪の色が染まりずらい人などは、14/00~15/00の明るさと染料をプラスするために、

低い色には染料が多い配合されるウエラコレストン、ウォーム系の6/44や6/45をプラスする。

高い明るい色は14/00で染料は5Level~6Leverlを選択することで、色の染まりずらい人には効果的な配合です。

 

●肌の色や目の色をみて判断する

アンダーカラーを把握し色の計算することで、似合うヘアカラーやデザインが大切です。

色のカラーチャートだけを認識せずに、肌の色や目の色、アンダー、似合うヘアカラーを総合的に判断する。

基本メンズもレディースの判断や技術は変わりはありません。