ヘアデザインの原点のカット技術が大切

鮮やかな色を表すヘアカラーと均一で美しいカール&ウェーブでもカットがベース

1.ヘアカラーの質感を表現するのもカット 2.カットが全てにおいての土台

メディア系の雑誌や一般誌などのヘア雑誌は、ヘアカラーやカール&ウェーブを焦点をおいた内容になっていますが、

見ておもしろいなど、売りやすい売り手側の側面が見え隠れします。

カットは単調でみるほうから面白くないし、一般の人はわからないですから。

 

ヘアカラーは特異性があってブリーチやハイトーンカラーの得意なサロンが上手なわけで、

一般的なサロンは太刀打ちできません。パーマが得意なサロンも薬剤の知識やダメージを防ぐ方法をよく理解している。

ヘアカラーでもパーマでも専門的なスキルの大切さと、ヘアデザインのベースになる部分は弱いことが多く、

 

カットのスキルレベルが、ヘアカラーやパーマに比べると低い感じがする。(それでも平均より高いですが)

全てのスキルが完成されているサロンは少ないですが、

ヘアカラーやパーマを生かすべくレベルをもっと上げてほしい。

 

目次

1.ヘアカラーの質感を表現するのもカット

2.ボリューバランスを整えるのもカット 


1.ヘアカラーの質感を表現するのもカット


■ヘアカラーの質感を表現するのもカット

ヘアデザインに定評のあるs先生が言っていた、技術ではなくデザインですとセミナーで説いていた。

いまでもOBに在籍したスタッフが独立して、青山・原宿のヘアサロンを開いていて成功している。

ヘアコレクションで毎年の春の初頭に発表している。

 

s先生がカラーやパーマよりもカットデザインの必要性を訴えていた。

ヘアデザインとカット&カラーが共通する色による質感表現や、イメージをヘアデザインの中に溶け込む大切さ、

イメージするベースカットのヘアデザインを、スタイリストは磨く必要があると述べていました。

 

シマ2018ヘアショーHPはこちら⇒


2.カットが全てにおいての土台


■カタチを作るには削る・量感・やわらかさをハサミ一つで表現

この分野では外せないのは、ヴィダル・サスーンは世界的なスタイリストに影響を与えた人で、

ハサミ一つで再現性のある正確で美しいカットライン。

現在のカットの基本となる人です。カタチを作る削る・量感・やわかさを質感を求める。

 

正確なカッティングはヴィダル・サスーンが、現在でも評価されています。

その中でもピーカーブーアカデミーは世界的なレベルを堅持しています。

何十年前にはタカラベルモントが主催した、ヴィダル・サスーンのスクールも一定のレベルにありました。

 

ピーカーブーアカデミーは世界のファッショントレンドから、毎年サロンで展開するラインを決定し、

ヘアデザインを勉強し「現在進行形」のカタチを、トップクラスは上は60代くらいの方が、

テクニカルなヘアデザインを勉強している。年齢から考えるとカット一筋40年ですからすごい。

 

川島先生は50年近いですが、現役の美容師としていまでもサロントップの売上を稼ぎ出している

質も落とさずむしろ上げている。見習いたいですね!