50代からのヘアデザインと傾向

大人世代も若い世代と同様にトレンドを意識したヘアデザインを好む

1.大人世代のスタイルチェンジ 2.メーカーも大人世代にあった商品を打ち出す

ヘアスタイルは若い世代だけと考えているようですが、世代にあったヘアスタイルを提案することが「質につながり」ます。

ヘアベースの幅やカタチもテクニックに元ずいたヘアシルエットを使いこなし、

前下がりと前上がりの基本ベースを考え、ヘアバランスを整えイメージチェンジを行う。

 

パーマにしてもヘアカラーにしてもカットベースデザインがベースになるわけで、

そのベースを考え顔のカタチの骨格修正などデメリットを調整するのももちろん、顔回りの変化もベースの中で変化していく。

ヘアカラーも大人世代のツヤや色味のある質感を重視したタイプのヘアカラーが発売されています。

目次

1.大人世代のスタイルチェンジ

2.メーカーも大人世代にあった商品を打ち出す


1.大人世代のスタイルチェンジ


■質感を重視するヘアデザインが受け入れられている

若い世代と大人世代の大きなちがいは、髪質の弾力性と髪の太さにあります。

そのため若い世代とちがボリュームを出しながら顔にあったヘアデザインがキーワードで、

全体のシルエットを若い世代のようにひし形の角をとった、丸みのあるシルエットを考えバランスを考えることが要点です。

 

顔のでっぱりが増え年齢を感じさせないようなカットがポイントの一つで、顔回りシワやほほ骨などを目立たないようにします。

ただ、前髪は短くカットし、ほほの骨部位はやや長めにカットすることでマイナス面をカバーします。

その他は大人世代でも人によって多い髪で硬い人もいるので個々の感じを見ながらデザインします。

 

極端に若い世代ー大人世代とのヘアデザインのちがいはベースにおいてはありません。


2.メーカーも大人世代にあった商品を打ち出す


■イルミナ、イノア、アドミオを髪質に合わせヘアカラーを選択する

この3種類のヘアカラー剤は染料が濃く・ツヤ・触り心地に優れた商品です。

ヒット商品というとイルミナの場合はスタッフを選ばない染料で、スタイリストでもアシスタントクラスでも均一に染まる。

染料も濃く光沢感という点でスタイリストからの人気があるヘアカラーです。

 

イノアは種類も少なめですがスタイリストがミックスしてオリジナルなカラーが可能で、

アシスタントクラスよりはスタイリスト向きの応用なヘアカラーです。

染料も濃くツヤもありますが、オイル配合比率が60%という点が特許成分が評価されスタイリストからの評価も高い。

 

アドミオは染料が濃い中でも際立って色の入りがよいヘアカラーで、グレイカラーにもツヤやアルカリカラーのような輝きと色持ちが良い。

アリミノが自信をもって売りだしたアルカリとグレイカラーと使える。