オイルカラー「イノア」のヘアレシピと使い方

ピンク、グレー、ゴールド(イエロー)、ベージューのイノアヘアレシピ

1.waveオリジナル「イノア」レシピ 2. 暖色系の「ピンク、パープル」  2.寒色系の「グレー、ベージュー」waveレシピ

ロレアルは世界で初めてヘアカラーを発表したメーカーで、世界でもっとも実績と販売実績のあるメーカーです。

国内ではロレアルをメーンに使うヘアサロンは少ないですが、欧米とくにヨーロッパでは黙っていても顧客のほうから、

イノアなどロレアル商品を指定するほど、メーカー名と商品の確かさは認識されています。

 

そんなロレアルから満を期して発表されたオイルカラーイノアですが、使い方や色のレシピの仕方や。扱うスタイリストの認識が薄い感じがあります。

今回はそんな人に使う前のイノアの色の使い方や、色の発色など発売当初からメーンで使った情報を参考にとまとめて見ました。

 

*イノア公式サイトはこちら→

目次

1.waveオリジナル「イノア」レシピ

2. 暖色系の「ピンク、パープル」

3.寒色系の「グレー、ベージュー」waveレシピ


1. waveオリジナル「イノア」レシピ


■色の明度を明るくするグレイカラー明度を明るく奥深い透明感

*ヘアサロンウェーブが良く使う大人のヘアレシピ

〇グレイヘアカラー「髪が黒く見えるので明度を明るくしたい人」

根元 6.035+6.032+8.11:PINK +ハイライト (1:1)5:1 6%

毛先 6.032+10.11+PINK  1;1:20% 3%

画像でみた感じでは明るく見える髪質の人で、グレイカラー明度は6レベル以上でを使い、

寒色系のブラウンよりの1番や、ブルー系の11番を使い透明感のあるタイプを使用。彩度をプラスするためPINKを使用。

 

〇アルカリカラーの明度ですこしある白髪を隠したい

根元 12.3+12.11+10.32+12.21 +ハイライト 4:2:3 6%

毛先 12.3+10.11+12.21  1;1:20% 3%

明度ベースが明るく暗くしたくない希望です、グレイカラーの5-6レベルを入れると、リフトダウンしてしまい希望の色が出せない。

ライトナーやプラスを使い、毛髪によってコントロールします。

 

〇アルカリカラーグレージューベースのハイライト

根元 5.011+ハイライト 6%

毛先 5.011単品 3%

アルカリカラーのためベースはグレージューの5.011を使用し、ハイライトが活きるベースを使い、

ハイライトを活かす。

 

〇アルカリカラー奥深い透明感

根元 12.11+VIOLET 3:1 6%

毛先 12.11+LIGHITENER+VIOLET 3:1:10% 6%

黄みが多いメラニンのため発色が良い、透明感も出やすいですが、

明度が暗くならないよう、低くならないよう色とライトナーを使いコントロールする。

 


2. 暖色系の「ピンク、パープル」


■色の使い方とイノアの特性

イノアはオンカラーに適した明度のリフトアップ後に使うタイプや、ヘアケア(オイルカラー)に特化したヘアカラーではなく、

スタンダードで扱うレギュラーなタイプで万能型のヘアカラーです。もちろん、画期的なオイル60%でアンモニア無配合の上、アルカリ剤も従来よりもカットされた、

継続性のあるヘアケアに特化した面はありますが、

 

基本的には、ウエラのコレストンプラス、ミルボンのオルディーブなどと同様のグループに入ります。

ロレアルでもアルーリアは同様ですが、イノア場合は奥深い透明感があり、染料をアルーリアに比べ染料を少なく配合されています。

 

【ブースター活用術】PINK

8.035は赤みのある髪に使うブラウンやグレー(白髪)毛に使い、8.032は黄みのある髪質です。

035-032も低レベルの5レベルから、10レベルの明度の高い色のラインナップメニューがあります。(おもにグレーカラー、ブラウンのナチュラルベースで使う)

「毛先に10.52にPINKを50%使った配色です」

●根元 8.035+8.52=3:1 6%

●毛先 10.52+PINK=2:1 3%

「8.52にPINKを50%使った配色です」

●根元 8.035+6.052=4:1 6%

●毛先 8.52+PINK=2:1 3%

「8.52にPINKを50%使った配色です」

●根元 8.035+10.052+8.035=4:2:3 6%

●毛先 8.52+PINK=3:1 3%

 


2.寒色系の「グレー、ベージュー」waveレシピ


■明度高め質感表現がやわらかにウォーム系をミックス

イノアの特性でもある奥深い透明感には、ゴールドとウォームを混ぜることで、明度を高くみせフェミニンな発色を演出。

お客さまに暗いので明るくして?問われた場合には、10.13のゴールドの黄みを入れるとレベルも明るくなる。

プラスしフォームを入れることで美しい仕上がりになる。

 

【8.13-10.13にフォーム系をミックス】フォームとは赤みの入ったブラウン

●8.13 単品

●10.13 単品

根元 8.035+6.013=2:1 6%

毛先 10.13 3%

●10.13 単品