アシスタントがカットを覚える基本と心構え

知識と情熱と技術力の上で自分の頭で考える

1.頭で考えるデザイン提案する力 2. 技術を習得する情熱を顧客につなげる

情報力があって、技術力があって、情熱があってもそれらを自分の頭で考える、ヘアデザイン力が重要になってくる。

人間は弱い部分があって、技術や知識や情熱力に頼り安心してしまう傾向がありますが、

大事なのはカッコいいヘアデザインをつくることで、技術に偏りすぎずに個々にあった`カタチ”を表現すること。

カット技術を活かすのも自分の頭で考え、組み立て色(ヘアカラー)ウェーブ(パーマ)などで、個々にあったヘアを提案すること。

ヘアデザイン力とおもてなしや心地よい空間を、美容師とサロン全体からお客さまに感じとってもらうことです。

 

目次

1.頭で考えるデザイン提案するする力

2.技術を習得する情熱を顧客につなげる


1.頭で考えるデザイン提案する力


■個々にヘアスタイルを変えお客さまを理解する

髪がクセ毛の人、薄くボリュームのない人、頭の大きい人、頭の骨格が細長いひと、手入れのしやすいヘアを希望する人と、

ヘアカラーを効果的に出したい人、顔周りのデザインを重視する人・・・etcなどさまざまなベースカットを希望するものを叶える責任があります。

技術が趣向をマスターし切れるようになったあかつきには、タイプを見極め、話を聞き似合ったヘアデザインを引き出すことがポイントです。

 

レイヤーやグラデーションなどさまざまなカタチが切れても、個々の人に似あったカットを施さないと、

絵に描いた餅ような美容師ではいけない、顧客からこの美容師さん「この担当者は私のことわかってくれている」という、

顧客から見た精神的なものを、そのままデザイン提案すること、自分の頭で考え提案する力を磨きましょう。

*カットスクールは世界レベルこちら→


2.技術を習得する情熱を顧客につなげる


■人を動かすのも自分の力を向上するのも「情熱」がすべて

技術が優れていても個々のタイプを見極めなかったら、信頼のおけるスタイリストには思われない、結果は自己満足に陥いる。

接客応対だけがすべてではありませんが、信頼は顧客を理解し見極めることが、

技術とともに大事な要素となるものです。そこには、技術を習得し情熱を持ち、心地よいおもてなしがあって始めて、

 

顧客からの信頼を得られるのだとつくずく思うことがある。

それらの根底にあるのは”情熱”につながる、若いスタイリストには寝る間を惜しみ、ハードワークをこなし、

技術だけに偏らない気配りのできる、おもてなしの心を持つことが必要です。