大人(50代からの)のグレーカラーとウィビングを速く美しく

継続性のある大人世代(50代以降)は安定的な売上に貢献

1.月1回ご来店のグレイ顧客にデザインカラー(ウィビングやハイライト) 2. ヘアデザインカラーで飽きさせない努力

若い世代のハイトーンカラーやオーバーセクション(髪の外部)のファッションカラーを、

大人世代にはハイライトやウィビングなどで、陰陽感をと彩度の変化を、ベースデザインに色付けする。

若い世代とか大人世代とかは関係なく、ベースデザインを”より活きる”スタイル提案が、飽きさせないヘアスタイルのテーマで、

卒業のないスタイリストの条件で、中でもデザインカラーは、美容室でのメニューとしても大事な要素です。

ウィビングを速く効果的に仕上がる方法をご紹介します。

 

目次

1.月1回ご来店のグレイ顧客にデザインカラー(ウィビングやハイライト)

2.ヘアデザインカラーで飽きさせない努力


1.月1回ご来店のグレイ顧客にデザインカラー(ウィビングやハイライト)


■ウィビングのブリーチ剤との配合比率がカギになる

「大人のグレーカラーとウィビングを速く美しく」施術内容を別々にベースカラーと、ウィビングやハイライトを行うと、

最低でも120分かかり忙しく、定期的にご来店していただけるには、長時間の施術で体に負担がかかります。

そのため、施術内容を削る必要があり、今回はベースカラーとウィビングやハイライトを同時進行で時間短縮を図ります。

 

施術は別々にベースカラーが終わった時点で流し、ウィビングやハイライトを施すほうがキレイですが、

同時で施術を行っても、根元を除けば色の入りも、ブリーチ剤とアルカリ剤の配合さえ誤らなければ問題ありません。

配合比率はブリーチ剤を、三割~四割をアルカリ剤を多めに配合すれば問題ありません。*入れ過ぎると明度が上がりすぎるためリカバリーを行います。

 

 


2.ヘアデザインカラーで飽きさせない努力


■デザインカラーなど継続的にご来店される方は提案を受け入れる

スタイリストはベースカットのアレンジ変化により、長さを変えずに変化を持たせたり、動きや変化をつけることも可能ですが、

ベースヘアデザインの変化とともに、デザインカラーであるウィビングやハイライトを入れることで、

幅も広く選択肢も増えてきます。

 

スタイリストは来店ごとに、技術的な問題やデザインの変化により、柔軟に対応することで新たなメニューが生まれ、

顧客の満足度も高まり、信頼関係を築くことができます。

 

ヘアデザインカラーには、ウィビングのように自然に陰陽感の変化を持たせたり、

髪を高明度に見せるスライシングなども効果的に使うなど、ウィビングだけに頼らず、陰陽感に明度のコントラストをつけるなど、

デザインカラーの引き出しを多く見せる必要があります。