オラブレックスの役割と目的

ジマレイン酸ピスアミンプロピルジグリコール(オラブレックス主成分)

1.目的と役割 2.アプローチのすすめ方

現在のシステムトリートメントの中でもプレックスタイプの分類に入る、

オラブレックスは通常のマレイン酸ではなく、ジマレイン酸ピスアミンプロピルジグリコールといって、

とっても高価な薬剤なので量も少なくても効果がアップします。

 

数多くあるこのタイプの中では商品の質も高く仕上がりもgoodです。

目次

1.目的と役割

2.アプローチのすすめ方


1.アプローチのすすめ方


■オラブレックスに処理剤をプラス

毛髪の中の80%以上を占めるタンパク質はアミノ酸同士がしっかり「結合」することで健康を保っています。

オラブレックスはこのS-S再結合させることを可能にする特許技術を取得しています。

毛髪はヘアカラーパーマなどケミカル施術によって起こる、S-S結合を再結合させることが可能に。

*ジマレイン酸ピスアミンプロピルジグリコールによって可能

 

毛髪本来の強度を取り戻すことで可能となり、

S-S結合を放置することで、新たな要因であるシステイン酸(酸化によるタンパク変性)を迎制することが可能。

カラーやパーマなどケミカル処置を繰り返しても「ダメージに負けない強さ」を維持し、

 

今までになかった仕上がりも得られることに。

建築物ではいえば柱である骨格部分が強化され、木造から鉄筋コンクリート造りに変わり、

木造では、得られないヘアデザインを叶えることが可能で持続性を維持する。毛髪も同様なことが起こる。


2.アプローチのすすめ方


■レブリン酸からマレイン酸などの処理剤を使用しセールストークを行う

オラブレックスは使えば良さがわかりますが、効果的な使い方とプレックスタイプの知識が必要で、

結合水系でもあるレブリン酸からマレイン酸を使うことでセールストークも実を結びます。

マレイン酸は髪触りやしなやかさも仕上がり感も格段にアップしますが、

 

より効果的な方法はレブリン酸を交互に使うことをおすすめします。

レブリン酸はアルカリ除去(バッファ効果)を行い髪の損傷を迎える働きがあります。

後処理としてもレブリン酸を使うことでオラブレックスの効果も高まります。

 

自分のサロンでもセールストークの時は知識がない状態でのセールストークはむずかしいと感じ、

システムトリートメント(酸熱トリートメント)を勉強しました。